エプソンは1月7日(米国時間)、OSにAndroidを採用したヘッドマウントディスプレイの新製品「Moverio BT-200」を発表した。価格699ドルで、すでに事前予約を受け付けている。

Moverio BT-200は、米ラスベガスで開催中の家電関連見本市「International CES 2014」の開催にあわせて発表した製品。同社が2011年11月に販売を開始したヘッドマウントディスプレイ「Moverio BT-100」の後継モデルとなる。

Moverio BT-200

BT-100と同様に、映像を表示するメガネ型のヘッドセットと手元で操作を行うコントローラーで構成される製品。従来モデルと同様の動画視聴に加え、アプリケーションの表示・操作に対応。Google Glassのような使い方が可能になった。例えば、新たに搭載したモーションセンサ類を活用することで、AR(拡張現実)対応アプリなどが利用できる。

すでに事前予約を受け付けている。価格699ドル

ヘッドセットには960×540(QHD)ピクセルの透過型ディスプレイを採用。解像度は従来モデルと同等だが、大幅な小型化、60%軽量化を実現した。新たにコントローラーに設置された大型のタッチパッドを使って操作を行うことができる。OSはAndroid 4.0を採用。通信面ではWi-Fi、Bluetooth、microSDカードなどの利用可能。

利用イメージ

(記事提供:AndroWire編集部)