グループ企業のガンホーが躍進

ソフトバンクグループに属する企業は1,300企業を突破した。Yahoo! JAPANでは経営陣の若返りを図った結果、「成長が再加速した」(同氏)。また、実の弟が経営しているガンホー・オンライン・エンターテイメントでは売上が前年同期比11倍、営業利益が前年同期比34倍と急激に伸びた。これについては「全く期待していなかったガンホーが急成長した」と冗談めかして話し、会場の笑いを誘った。そのほか中国でeコマースを展開しているアリババグループも取扱高が16.1兆円に急成長。純利益は669億円と、前期比3倍となった。

ガンホーは売上が前年同期比11倍、営業利益が前年同期比34倍と急伸した

中国でeコマースを展開しているアリババグループも取扱高が16.1兆円に急成長(写真左)。純利益は前期比3倍の669億円となった(写真右)

米Sprint買収に関して

米Sprint社の買収に関しては7月11日に無事完了した。孫社長はアメリカでの事業展開に関して「日米は類似市場なので、日本で培ったノウハウをアメリカでも発揮できる」と説明した。例えばネットワーク(LTE)、端末(スマートフォン)、営業方針(ショップ/ 量販店/ 法人)、サービス(スマホアプリ)などで類似点が多く見られるという。そのためボーダフォン日本法人を買収したときに経営の指針とした4つのコミットメント(ネットワーク、端末、営業/ ブランディング、サービス / コンテンツ)をアメリカでも追求してく方針だ。

ソフトバンクとSprintではネットワークの利用周波数も類似している(写真左)。基地局建設に関しては日本で培ったノウハウを発揮できる(写真右)

アメリカでもビッグデータを経営に活用していく(写真左)。日米で同じ端末が利用できることにより端末の調達力が増し、ひいてはメーカーへの交渉力の増加につながる(写真右)

日本で純増シェアを勝ち取った営業ノウハウをアメリカでも活かす(写真左)

2013年度の業績予想に関しては、孫社長は連結営業利益9,000億円から「連結営業利益1兆円以上」へと上方修正。さらに、営業利益ベースでの世界ランキングで、ソフトバンクは62位に位置づけられる(2013年度予想)と説明し、将来的には世界No.1企業になることを目指していくと同氏はアピールしていた。

2013年度の業績予想に関しては、連結営業利益1兆円以上に上方修正した

国内No.1企業から世界No.1へと飛躍を誓う