クリエーティブ部門は、インパクト・表現力メッセージの訴求力を評価する「アド」、アプリケーションのデザイン・企画性・訴求力などを評価する「アプリケーション」、ウェブサイトのデザイン・企画性・訴求力などを評価する「ウェブサイト」の3カテゴリだ。このうち「グッドアプリケーション」と「ベストウェブサイト」に関しては該当なしとなった。

「グッドアド」を受賞したのは、コナミデジタルエンタテインメントの「ウイニングイレブン2013 ADJUST×Celtraリッチアド」だ。キャラクターである香川真司選手のプレイシーンやゲームのプレイ画面が見られる動画をリッチアド内で展開。公式サイトやECサイトへ誘導した。

コナミデジタルエンタテインメント「ウイニングイレブン2013 ADJUST×Celtraリッチアド」

「ベストアド」はサントリービジネスエキスパートの「2013年3月 プレモル史上最大のキャンペーン始まる。」が受賞した。スマートフォン版Yahoo! Japanトップページにディスプレイ型広告を掲載。冷蔵庫に入ったプレミアム・モルツを1本取り出すとドアがしまり、広告情報やキャンペーンページに移動するしかけで、日常生活におけるちょっとした幸せを感じさせる企画だ。

サントリービジネスエキスパート「2013年3月 プレモル史上最大のキャンペーン始まる

「ベストアプリケーション」は「ベストキャンペーン」と同じ「VOICE DRIVER」が受賞。アプリ内ではCGのフェアレディZを声で操作。世界中のユーザーとWeb上でタイムを競い合ったり、プレイした自分の声をFacebookにアップできるなどの機能を搭載した結果、世界中から1万1000人が参加した。

日産自動車「VOICE DRIVER」

「グッドウェブサイト」はナイキジャパンの「9 Heroes」が受賞した。QRコードをプリントしたボールを高校の野球部に配布。9つのポジションサイトで、そのポジションの選手が見る球場の風景や、実際にそのポジションでヒーローになるためのアドバイスなどを提供した。

ナイキジャパン「9 Heroes」