AQUOS PHONE ss

AQUOS PHONE ss

フラグシップの2機種以外は、スペックではなく、それぞれに尖った機能を積んで勝負している。まずAQUOS PHONE ssの特長は、そのコンパクトさと、空気中の放射線量を簡単に測定できる放射線測定機能だ。

本体の幅は約60.4mm。手に持った感じは想像以上に小さく、ラウンドフォルムも手伝って女性的な印象を受ける。重さも約119gと軽めだが、それでいて2080mAhの大容量バッテリーを積んでいるというのが驚きだ。ディスプレイは4.0型と、最近のスマートフォンにしては小さめ。逆に5インチは大きすぎるという人や、手の小さな人にはぴったりだろう。

また、放射線測定機能は従来のモデルよりも測定時間が半分(約1分)に短縮された。ワンセグやおサイフケータイおサイフケータイ、防水など、ひと通りの機能がそろっているのも心強い。コンパクトさと機能性の両立を求める人の要望に十分応えてくれる機種である。

DIGNO R 202K

DIGNO R 202K

DIGNO R 202Kの特長は94gという驚異的な軽さだ。2013年4月1日時点で発売されている防水スマートフォンとして「世界最軽量」だという。実際に手に持ってみたが、他の機種との違いははっきりとわかるレベル。何も知らずに手にしたらモックと勘違いしそうだ。

また、4.3インチとそれなりの大きさの液晶ディスプレイを備えながらもベゼルが狭いおかげで横幅も抑えられており、軽量なだけでなく非常にコンパクトである。

たとえばワイシャツやスーツの胸ポケットなどに入れる場合、普通のスマートフォンではずっしりと重さを感じるが、DIGNO R 202Kなら名刺入れくらいの感覚で違和感なく収納しておけるだろう。また、画面全体が振動してスピーカーにもなる「スマートソニックレシーバー」を搭載しているおかげで、雑踏の中でも通話が聞き取りやすいという機能もある。

軽量さと収納性、クリアな通話機能から、外回りの多いビジネスマンなどに向いた機種ではないだろうか。