そして、ここで『FF』シリーズのメインビジュアルなどを描き続けてきた天野喜孝氏がゲストとして登場。橋本氏に『FINAL FANTASY 25th ANNIVERSARY ULTIMATE BOX』のビジュアルアートを描いた感想を聞かれた天野氏は、「たくさん出てくるので、描くのがすごくめんどくさかったです(笑)」と返すと、場内は大爆笑。「今回、25年前に描いたイラストも展示されているので、ちょっと恥ずかしいですね」とはにかみながら語っていた。

『FF』シリーズのイラストを描き続けて25年。歴史を振り返りながらコメントする天野氏

最後に天野氏は「ぜひ(『FINAL FANTASY 25th ANNIVERSARY ULTIMATE BOX』を)買ってください(笑)」とアピールし、ステージを後にした

オープニングセレモニー後には、『FINAL FANTASY展』の展示会場も観覧することができた。最後にブースの見どころやポイントをダイジェストでご紹介していこう。

FINAL FANTASY WORKS

これらは歴代の『FF』パッケージやヒストリーボード、CMやイベントなどで制作されてきた立体物の展示ブース。『FF XII』のジャッジ立像をはじめ、『FF VII』の魔晄都市ミッドガルやクラウドが所持するバスタードソードなど、ファン垂涎のアイテムばかり

FINAL FANTASY CREATIVES

『FF』シリーズの開発資料が展示されたブース。FF製作時のドットパターン表やイメージボード、絵コンテなどどれも貴重なものばかり。『FF I』のコーナーには魔法資料があり、未使用となった魔法「バイカル」(敵全てにダメージ)なども確認できた

ギミック通路

スクリーンの前を通過すると、その人の姿に適したジョブが出現する「ギミック通路」。髪の毛ツンツンの荒々しさが反映したのか、著者のジョブはバーサーカーでした

YOSHITAKA AMANO WORKS

天野喜孝氏の原画が展示されたコーナー。来場者は「あーこのイラストなつかしい!」など、思い出を語りながらじっくりと眺めていた

25th ANNNIVERSARY MARKET

物販コーナーには『FF』25周年記念グッズを始めとする、様々な関連グッズや、CD、ゲームなどを販売。限定品とあって「ぬいぐるみ チョコボ」(2,600円)や、「FINAL FANTASY Ⅶ ADVENT CHILDREN ロングピロー」(5,800円)などが人気を集めていた

そのほかのコーナー

会場出口付近には、オリジナルノンアルコールカクテルやお菓子を販売する「CHOCOBO CAFE」を設置。会場にはコスプレイヤーさんもいた

看板娘(仮)の「飲み物やお菓子、いかがですか?」の言葉にガッツリ買ってしまった著者。ノンアルコールカクテル「メテオストライク」(600円)、「チョコボまんじゅう」(1,500円)、「FINAL FANTASY クリスタルボックス(ラムネ)」(800円)、とても美味しゅうございました

出口にはガンガン編集部の協力のもと実現した、ゲストイラストコーナーなども用意。来場者は『FINAL FANTASY展』をなごり惜しむように展示イラストを眺めていた

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