アイシン・エィ・ダブリュは、同社が提供するAndroidスマートフォン向けカーナビアプリ「NAVIelite(ナビエリート)」のバージョンアップを実施した。最新版(Ver.1.3.0)では、全国一般地図の更新やクロスリンク検索機能の強化が図られている。

NAVIeliteは、2011年1月にiPhone向けに提供を開始したカーナビアプリケーション「NAVIelite」のAndroid版。地図データはもちろん、交差点などの詳細情報を内蔵し、本格車載カーナビと同等の機能が利用できる。加えて、通信できない場所でも目的地検索、ルート設定、ルート案内などが利用可能。

NAVIeliteの利用イメージ

今回のバージョンでは、全国一般地図の更新を行った。主な収録データは以下の通り。

  • 松江自動車道(路線延伸 : 三刀屋木次IC~吉田掛合IC)
  • 日高自動車道(路線延伸 : 日高富川IC~日高門別IC)
  • 首都圏中央連絡自動車道(路線延伸 : 八王子JCT~高尾山IC)
  • 能越自動車道(路線延伸 : 氷見北IC~灘浦IC)
  • 日本海東北自動車道(路線延伸 : 鶴岡JCT~あつみ温泉IC)

このほか、クロスリンク検索にYahoo! JAPANを追加。全国からフリーワードのネット検索に対応したほか、現在地の周辺/目的地周辺/先程の地図の3つのエリアに対し、半径300m~10kmの範囲で周辺検索を行うことが可能となった。

さらに、クロスリンク検索に写真アルバム連携機能を追加し、位置情報付きの写真を利用した目的地設定が可能となった。NAVIelite起動時にニュースや便利な使い方を紹介する「Pop up eFlyerサービス」の提供も開始した。このほか、高速道路情報、規制情報の配信エリアの拡大なども行われている。

NAVIeliteの価格は3,800円(購入から1年間利用可能)で、Google Playからダウンロードが可能。対応OSはAndroid 2.3.3以降。対応機種は、同社Webサイトで確認できる。

なお、今回のバージョンアップとともに対応端末の拡充もアナウンスされている。新たにNTTドコモの「ELUGA V P-06D」「GALAXY NEXUS SC-04D」、KDDI(au)の「Xperia acro HD IS12S」「HTC J ISW13HT」などが対応端末に追加された。

(記事提供: AndroWire編集部)