NHN Japanは同社提供の無料通話・無料メッセージサービス「LINE」のAndroid版における脆弱性に対処したことをLINE公式ブログで報告した。7月30日にバージョン2.5.5をリリースし、強制アップデートにより全Android版アプリのアップデートを実施して対処した。この脆弱性による情報漏えいは確認されていないという。

LINE公式ブログでのアナウンス

LINE公式ブログによると、JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)より、7月24日にAndroid版LINEアプリの脆弱性について指摘を受けたという。その内容は、Android端末ユーザーが、ある特殊な悪性アプリを自分のAndroid端末にインストールした状態でLINEアプリを利用すると、LINEで使われている一部の情報を、その悪性アプリケーションにより読み込まれる可能性があるというもの。一部の情報には電話番号などの個人情報は含まれないとしている。

同社では指摘を受けた脆弱性に対し、バージョン2.5.5をリリース、全Android版LINEアプリを強制アップデートし対処した。

(記事提供: AndroWire編集部)