KDDI Americaは23日、プリペイド携帯電話の「国際通話度数シェア」サービスを提供すると発表した。4月1日より提供を開始する。

同サービスは、KDDI Americaが提供するプリペイド携帯電話で、米国外のプリペイド携帯電話と国際電話の通話度数を分け合うことができるというもの。プリペイドカードを購入して国際通話度数をチャージし、米国外の家族等のプリペイド携帯電話に発信する際、KDDI Americaの国際通話度数シェア取次センターを経由することで、度数の一部を米国外のプリペイド携帯電話と分け合うことができる。

主に、在米移民の利用を想定している。サービス開始当初の提供予定宛先国は、ドミニカ共和国、エジプト、ハイチ、メキシコ、ブラジル、ボリビア、インドネシア、フィリピン、ロシア、ベトナム、中国、トルコ、インド、パキスタン、スリランカの15カ国。順次、全世界に拡大するとしている。

「国際通話度数シェア」サービスの利用イメージ