グーグルは10日、同社が提供する地図サービス「Google マップ」に「徒歩ルート案内」機能を追加した。同機能はAndroid端末やiPhone、一部の携帯電話からも利用できる。

これまでGoogle マップの「ルート・乗換案内」機能は、「車」「電車・飛行機」を利用したルートの検索が可能となっていたが、新たに「徒歩」ルートに対応。徒歩ルートを選択した場合、歩道や横断歩道、歩道橋などを進むルートが表示される。

徒歩ルートの検索は、PCサイトのほか、Android端末やiPhone、一部の携帯電話からも利用可能。サービス開始時点での対応端末は、Android端末(docomo HT-03A)、iPhone、NTTドコモ STYLE・PRIME・SMART・PROシリーズ(一部機種除く)となっており、それぞれ使い方が異なる。

徒歩ルート案内では、目的地までの距離、所要時間、ルートが表示される。「南西に進む」「横断歩道を渡る」など案内が表示される

HT-03A利用する場合は、Googleマップで検索結果をタップして「経路を検索」を選択、もしくは「メニュー」キーを押して「経路」を選択する。「アップデート利用可能」の通知がある場合は更新してから使用する。

iPhoneの場合は、Googleマップで経路を検索してから徒歩アイコンをタップする。Safariブラウザ上で動作する「Google マップの乗換案内」でも利用可能。

その他の対応端末からは「URL:http://m.google.co.jp/maps」またはQRコードから、徒歩ルート案内に対応した「モバイル Googleマップ」の最新版(Ver.2.3.4)をダウンロードする。非対応機種でダウンロードページにアクセスすると、Ver.2.3.2が表示される。インストール後に、メニューから「経路を検索」→「徒歩」を選択すれ利用できる。

「モバイル Googleマップ」のQRコード