2024年最新|北海道エリアのトレーラーハウス業者おすすめ6選!業者選びのポイントも解説

自由に移動ができ、税制上の負担も少ないトレーラーハウスの需要が高まっています。しかし寒さや雪の厳しい北海道では「トレーラーハウスの防寒対策は大丈夫?」「雪に強いトレーラーハウスを購入したいけれど、どこに相談すべき?」など、疑問を感じる人も多いでしょう。

本記事では、北海道エリアでトレーラーハウスを購入したい人におすすめのトレーラーハウス業者を6社厳選して紹介します。また業者の選び方や価格の目安なども詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

すぐわかる!この記事3つのポイント!
  • 北海道エリアでのトレーラーハウス需要が増加しており、寒冷地対策や雪に強い構造が求められています。北海道でおすすめのトレーラーハウス業者6社を紹介しており、それぞれの業者が提供するサービスや価格帯について詳しく解説。
  • トレーラーハウスの選び方として、寒冷地への販売実績性能保証内容用途や価格帯に着目することが重要です。これらの基準に基づき、自分に合ったトレーラーハウスを選ぶためのポイントが説明されています。
  • トレーラーハウスの設置にあたっての条件や、設置が許可されるための要件についての情報が提供されています。これには、走行可能であること、設備が工具なしで外せること、公道を移動してきたことを証明できることなどが含まれます。
目次

北海道エリアのトレーラーハウス業者のおすすめ6選を一覧比較

今回紹介する北海道エリアでおすすめのトレーラーハウス業者は次の6社です。まず、サービスの特徴を表にまとめたので、比較してご覧ください。

スクロールできます
会社名会社所在地資本金従業員数事業内容価格帯用途おすすめポイント
KYOSHIN
公式サイト
札幌市東区丘珠町
712番地39
1,500万円非公開・トレーラーハウス製作
・ユニットハウス製作
500万円程度・別荘
・レジャー施設
・店舗など
施工実績やオプション価格
を公開
スノードリーム
公式サイト
苫小牧市拓勇西町
8丁目2番53号
非公開非公開・自動車(新車、中古車)販売
・トレーラーハウス販売
・安平町の雪だるま販売
・自動車整備、車検など
600万~1,200万円程度・住居
・別荘
・店舗など
居住用・店舗用
ラインナップが豊富
渡辺組
公式サイト
紋別郡遠軽町南町
3丁目
5,000万円128人・土木事業
・建築事業
・不動産賃貸事業
・トレーラーハウス事業
・発電事業
・山林事業
・下宿事業など
非公開・住居
・店舗
・グランピング
・仮設住宅など
高性能で快適な
トレーラーハウスを作れる
株式会社南原工務店
公式サイト
札幌市白石区南郷通
19丁目北1-31 豊川ビル1F
2,500万円20人・注文住宅の設計、施工
・住宅リフォーム、
リノベーション
非公開・グランピング
・宿泊施設
・賃貸アパート
・オフィス
・店舗など
投資用トレーラーハウス
所有を応援
スペースホーム
公式サイト
東京都千代田区神田
猿楽町2-8-12
非公開7人・トレーラーハウスの開発、製造、
輸入、販売、メンテナンス、
パーツ販売など
・新車:200万~700万円程度
・中古:100万~400万円程度
・住居
・事務所
・店舗
・別荘
・離れ
・宿泊施設
・介護施設など
トレーラーハウス販売専門業者
PARKHOMES
公式サイト
東京都中央区京橋
1-6-13 7階
非公開非公開・フルオーダーの
トレーラーハウス製作・販売
238万円~・住居
・店舗
・事務所
・宿泊施設
・賃貸物件
・別荘
・離れなど
フルオーダー式で
デザイン性・快適性が高い

※2023年2月調査

北海道エリアのトレーラーハウス業者のおすすめ6選

おすすめのトレーラーハウス業者のサービスをそれぞれ詳しくみてみましょう。各社がどんな人に向いているのかも解説するので、自分に合ったサービスかどうかの判断材料にしてください。

KYOSHIN(共伸工業株式会社)

※画像引用元:KYOSHIN公式サイト

・所在地:北海道札幌市東区丘珠町712番地39
・資本金:1,500万円
・事業内容:トレーラーハウス製作、ユニットハウス製作
・価格帯:500万円程度
・用途:別荘、レジャー、店舗など

札幌市に拠点を構えるKYOSHINは、トレーラーハウスやユニットハウスの製作・販売をおこなっています。北海道内での施工実績が多いため、道内の気候や雪に強いつくりのトレーラーハウスが手に入るでしょう。

公式サイトでは施工事例のギャラリーが公開されており、内部の様子まで確認できるのでイメージが湧きやすいです。

また、内装のオプション工事にかかる金額が具体的に明示されているので、費用の予想もしやすく相談する前に予算を決めやすい点もメリットといえます。

KYOSHINはこんな人におすすめ

  • 北海道内の施工実績が豊富な業者を選びたい人
  • ユニットハウスにも興味がある人
  • 内部の様子やオプション工事など施工に具体的なイメージを持ちたい人

スノードリーム

※画像引用元:スノードリーム公式サイト

・所在地:北海道苫小牧市拓勇西町8丁目2番53号
・事業内容:7人
・価格帯:600万~1,200万円程度
・用途:新車:住居、別荘、店舗など

スノードリームは苫小牧市にある自動車の販売会社で、自動車販売の一環としてトレーラーハウスの販売をおこなっています。

取り扱っているのは、希望に合わせて製造するオリジナルのものや新車、中古車などバラエティ豊かです。修理やメンテナンスも任せられるので安心感もあります。

特に住居用タイプと店舗用タイプの2つに強みがあり、600万円程度のコンパクトで低価格なものから、1,000万円を超える大型のトレーラーハウスまで取り揃えています。用途に合わせたトレーラーハウスで希望をかなえられるでしょう。

スノードリームはこんな人におすすめ

  • 新車から中古車まで幅広く探したい人
  • 居住用の快適なトレーラーハウスを探している人
  • 店舗用に利用しやすいトレーラーハウスを見つけたい人

渡辺組

※画像引用元:渡辺組公式サイト

・所在地:北海道紋別郡遠軽町南町3丁目
・従業員数:128人
・資本金:5,000万円
・事業内容:土木事業、建築事業、不動産・賃貸事業、トレーラーハウス事業、発電事業、山林事業、下宿事業など
・用途:住居、店舗、グランピング、仮設住宅など

「Made in 北海道」をキーワードに、寒冷地仕様のトレーラーハウスを建設する渡辺組は、雪や寒さに強い品質の高さが魅力です。

寒冷地仕様の断熱・強度の高さは、大手住宅メーカーミサワホームとの共同開発で実現しており、過去には同社と共同で南極大陸にトレーラーハウスを建てた実績もあります。

使用用途は店舗から住居、オフィス、宿泊施設などさまざまです。2020年7月には、感染症対策のための発熱外来トレーラーとして医療に役立てられたこともあり、高い品質と実績が魅力の業者です。

渡辺組はこんな人におすすめ

  • 北海道の環境に適したトレーラーハウスを購入したい人
  • 大手メーカーと共同で開発した建材で安心感を求めたい人
  • 実績があり地域貢献などもおこなう会社に頼みたい人

株式会社南原工務店

※画像引用元:株式会社南原工務店公式サイト

・所在地:北海道札幌市白石区南郷通19丁目北1-31 豊川ビル1F
・従業員数:20人
資本金2,500万円
事業内容注文住宅の設計・施工、住宅リフォーム・リノベーション
・用途:グランピング、宿泊施設、賃貸アパート、オフィス、店舗など

南原工務店は、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019特別賞を受賞するなど、環境に配慮した建設が特徴的なメーカーです。注文住宅の設計・施工、リフォームといった事業を主軸として、トレーラーハウスの注文にも対応しています。

主に投資用資産としてのトレーラーハウスを提供しており、使っていない土地がある人や定年後の収入源を考えている人に選ばれています。使用用途も宿泊施設やグランピング施設など、アウトドアブームに合わせたものや貸出用のオフィス・店舗などが多いです。

南原工務店は、一般社団法人日本トレーラーハウス協会会員である株式会社ヒーローライフカンパニーの販売加盟店でもあります。

株式会社南原工務店はこんな人におすすめ

  • 環境や地域貢献を考えた会社を選びたい人
  • 資産としてトレーラーハウス購入を検討している人
  • 使っていない土地をなにかに役立てたい人

土地活用の方法に悩んでいるなら、こちらの記事もおすすめです。

スペースホーム

※画像引用元:スペースホーム公式サイト

・所在地:東京都千代田区神田猿楽町2-8-12
・従業員数:7人
・事業内容:トレーラーハウスの開発・製造・輸入・販売、メンテナンス、パーツ販売など
・価格帯:新車:200万~700万円程度/中古:100万~400万円程度
・用途:住居、事務所、店舗、別荘、離れ、宿泊施設、介護施設など

スペースホームは東京都にあるトレーラーハウスの開発・製造専門業者です。北海道への設置実績もあり、寒冷地仕様のトレーラーハウスにも対応しています。

専門業者ならではのバラエティ豊かなラインナップがスペースホームの魅力です。新車や中古車、居住用から店舗・事務所用まで、さまざまなトレーラーハウスを取り扱っています。

取り扱う商品の情報を価格別に見ることもでき、購入へのイメージが湧きやすいこともメリットです。

スペースホームはこんな人におすすめ

  • トレーラーハウス専門業者の品質の高い製品を購入したい人
  • さまざまな種類から自分に合ったトレーラーハウスを選びたい人
  • 予算を重視してトレーラーハウスを導入したい人

PARKHOMES(株式会社パークホームズ)

※画像引用元:PARKHOMES公式サイト

・所在地:東京都中央区京橋1-6-13 7階
・事業内容:フルオーダーのトレーラーハウス製作・販売
・価格帯:238万円~
・用途:住宅、店舗、事務所、宿泊施設、賃貸物件、別荘、離れなど

デザイン性を重視するなら、PARKHOMESのトレーラーハウスがおすすめです。用途や好みに合わせて、トレーラーハウスをフルオーダーで製作することができます。また移動の観点から取り付けが難しいウッドデッキも、独自技術で取り付け可能です。

季節を問わず快適な断熱材と高断熱ペアガラスサッシを導入しているため、寒冷地の設置にも向いています。東京都にある会社ですが、北海道で導入する場合も現地調査や見積もりは無料です。

プライベートの利用はもちろん、投資活用としての所有も応援しており、投資としてトレーラーハウスの所有を考えている人にもおすすめです。

PARKHOMESはこんな人におすすめ

  • デザイン性を重視したおしゃれなトレーラーハウスを持ちたい人
  • 寒冷地でも快適な設備を整えたい人
  • 投資用資産としてトレーラーハウスを所有したい人

北海道エリアのトレーラーハウス業者の選び方

北海道エリアでトレーラーハウスを購入するなら、自分に合った業者選びが大切です。業者を選ぶ際に特に重視したいポイントは次の3つです。

  • 寒冷地への販売実績
  • 性能・保証内容
  • 用途や値段タイプ

各ポイントを詳しく解説します。

寒冷地への販売実績で選ぶ

北海道は冬の寒さや積雪が厳しい地域です。トレーラーハウスを購入するなら、厳しい寒さや雪に耐えられる設備を整えたものでなければなりません。

そこで北海道をはじめ、寒冷地での施工・販売実績が多い業者を選ぶことをおすすめします。実績がある業者なら、寒冷地の気候に対応した施工・設備の導入が期待できるでしょう。

トレーラーハウス業者によっては、公式サイトに施工事例を掲載している場合もあります。施工事例の内容やエリアを確認して、どのような実績があるか確認してみましょう。

販売実績重視の人におすすめのトレーラーハウス業者2選

比較項目強み公式サイト
KYOSHIN北海道の地域密着企業として、
トレーラー、ユニットハウスを専門に豊富な販売実績あり
https://kyoshin.biz/
渡辺組新型感染症発熱外来としての
トレーラーハウス設置を任された実績あり
https://watanabegumi-trailerhouse.com/

性能・保証内容で選ぶ

トレーラーハウスは取り扱う業者によって性能が異なります。寒冷地に適した性能であるかはもちろん、法令や条例に準拠したつくりであるかも確認しましょう。

トレーラーハウスは作りによって税金のかかり方が異なり、市町村ごとに設置条件の見解がまちまちです。信用できない業者を選ぶと「導入してから条例に反していたことがわかった」といったトラブルにもなりかねません。

トレーラーハウスを導入するなら、自治体ごとの行政協議に対応しているなど、サポート体制が充実した業者を選ぶことをおすすめします。

性能・保証内容重視の人におすすめのトレーラーハウス業者2選

比較項目強み公式サイト
渡辺組寒冷地対応の住宅性能・規格設計https://watanabegumi-trailerhouse.com/
株式会社南原工務店安心保証とアフターメンテナンスが整っているhttps://www.nanbara-k.jp/

用途や値段タイプで選ぶ

使用用途や予算によっても向いている業者は異なります。例えば住居として購入を検討している人は、居住用のトレーラーハウスを多く取り扱う業者を選ぶほうが選択肢が広がるでしょう。資産としての所有を考えるなら、投資デビューを支援する業者を選ぶのが得策です。

また、業者によって導入価格や値段タイプも大きく異なります。あらかじめ予算を決めて、適した価格帯の業者を選びましょう。

用途・値段タイプ重視の人におすすめのトレーラーハウス業者3選

比較項目強み公式サイト
スノードリーム・住居、店舗、小型商業施設向けなど用途がさまざま
・住居だけでも豊富なラインナップ
https://www.snow-dream.jp/
スペースホーム・シリーズごとに豊富なフロアプラン
・価格帯からも選べる
https://www.space-h.com/
PARKHOMES・投資応援の提案も可能
・デザイン性も高く、店舗向けに強い
https://www.parkhomes.jp/

トレーラーハウスの主な用途・価格の目安

トレーラーハウスは、けん引できて設置場所が見つかりやすいなどの理由から、さまざまな用途に使用されます。この章では、トレーラーハウスの主な用途と価格の目安を紹介します。

トレーラーハウスの主な用途は次の4つです。

  • 住居
  • 宿泊施設
  • 店舗・オフィス
  • 被災者住宅

それぞれ詳しくみてみましょう。

住居(新品/中古)

トレーラーハウスは住居として利用できます。けん引で移動できますが、住民票の取得や郵便物の受け取りも可能です。

住居用のトレーラーハウスの価格は200万円台~1,000万円台とかなり幅があり、広さや設備、デザインなどによって価格は異なります。中古で購入する場合は、100万円未満から購入できるタイプもあり、さらに費用を抑えられるでしょう。

住居用トレーラーハウスは、木造・鉄骨造など通常の住宅と比べて安く購入できるメリットがあります。ただし、けん引する特性上広さには限りがあるため、広いリビングや家族一人ひとりの部屋を設けたい人には不向きでしょう。

宿泊施設

宿泊施設として利用されるトレーラーハウスも多くみられます。トレーラーハウスは設置場所を選ばないため、大きな建物を建築できない観光地や、自然を大切にしたい場所でも重宝されてきました。

最近では、アウトドアブームに乗ってキャンプ場に設置し、グランピングが楽しめるトレーラーハウスも人気を集めています。

宿泊施設用のトレーラーハウスは、300万円~1,000万円ほどで建築可能です。トレーラーハウス業者によっては、投資として宿泊施設用のトレーラーハウスを所有するオーナーを募集するケースも多くみられます。

店舗やオフィス

おしゃれな外観や手頃な費用での導入しやすさを活かして、さまざまな店舗やオフィス・事務所としてトレーラーハウスを役立てている事例も多いです。

例えば次のような店舗で役立てられます。

  • カフェ
  • レストラン
  • パン屋
  • 雑貨店
  • 整体院
  • ヘアーサロン
  • ネイルサロン
  • ペットサロン
  • サーフショップ
  • 学習塾

店舗や事務所などに用いられるトレーラーハウスは、500万円~1,000万円程度が相場です。建物を建てたり借りたりするよりも費用が抑えられるため、さまざまな分野で利用されています。

被災者住宅

トレーラーハウスは、建築に時間がかからず必要がなくなれば移設しやすいため、災害時の被災者住宅として採用されることもあります。

広い土地にトレーラーハウスを並べ、大規模な被災者支援に役立てたり、仮設住宅からトレーラーハウスに移り住んだりするケースも見られました。完成するまでが早いので、被災前の生活に戻りやすいこともメリットです。

また、感染症対策のための診療所として役立つ例もあります。コロナ禍の発熱外来のための診療所として、一部のトレーラーハウスが選ばれました。

トレーラーハウス設置が許可される条件

トレーラーハウスの購入で注意したいのが設置条件です。トレーラーハウスは住居として活用できるものの、正式には建物ではなく車両に分類されます。自動車としてけん引すれば移動できることを筆頭に、設置にはさまざまな条件が設けられています。

次の条件に適しているか確認しましょう。

  • そのまま走行可能である
  • 電気配線・排水管などが工具なしで外せる
  • ガスボンベが適切に扱われている
  • 適法に公道を移動してきたことを証明できる

そのまま走行可能である

トレーラーハウスが車両として認められるためには、けん引さえすればそのまま走行可能であることが前提です。

走行可能と判断される条件は次のとおりです。

  • 輪が取り外されていないこと
  • 車輪が常に走行可能な状態であること
  • 車輪以外のもので地盤に固定されている場合は、それを工具なしで取り外しできること
  • 進行方向に固定された障害物がないこと
  • 設置場所から公道に至る通路が確保されていること
  • 移動に支障がある階段・デッキなどがないこと

すぐに取り外せない形で固定してしまうと、建築物とみなされて固定資産税の課税対象になる場合があります。そのまま走行できることを意識して設置しましょう。

電気配線・排水管などが工具なしで外せる

トレーラーハウスは、電気や水道などのインフラ設備も整えることができます。ただしそうした設備に関しても、トレーラーハウスがそのまま走行できることを前提として設置しなければなりません。

電気配線、排水管、給水管、通信回線は工具なしで外せることが条件とされています。また、エアコンを設置する場合には、室外機をトレーラーハウスに積載することが条件です。

優良なトレーラーハウス業者なら、こうした設備を車両として認められるように設置してくれるので心配ありません。

ガスボンベが適正に扱われている

トレーラーハウスはガスボンベの扱いに関しても制限があります。トレーラーハウスにガス設備を導入する場合は、プロパンガスのガスボンベの設置が一般的です。ただし業者によっては都市ガスを使用できるケースもあります。

ガスボンベはトレーラーハウスに積載するか、レンチで簡単に着脱できるように設置することが条件です。

適法に公道を移動してきたことを証明できる

トレーラーハウスを設置するためには、公道を移動して設置されたことを証明する必要があります。適法に公道を移動できないものに関しては、建築物として取り扱われるので要注意です。

公道を移動できるかどうかは、車検証または基準緩和認定書などの公的な書類で証明します。業者選びの際は、こうした証明書の発行までサポートしてくれる優良な業者を選びましょう。

また、設置後もすぐに公道に出られるよう、進行方向に固定された障害物を置かないことも条件です。自転車のように、移動可能でトレーラーハウスに積載できるものであれば構いませんが、大きな倉庫など移動できないものは設置しないように気を付けましょう。

北海道のトレーラーハウスに関するよくある質問

北海道にトレーラーハウスを設置するとなると、雪や寒さに関する疑問が湧いてくるでしょう。この章では北海道のトレーラーハウスについての質問に答えました。

豪雪地帯でもトレーラーハウスに住むことはできる?

豪雪地帯で積雪量が多い地域でもトレーラーハウスの設置は可能です。ただし、屋根に雪が大量に積もると負荷がかかりすぎる場合があるので、勾配をつけるなどの対策をする必要があります。

積雪対策には勾配屋根や融雪設備の導入がおすすめです。適度な勾配をつけ、雪が溶けやすい設備を導入することで雪下ろしが楽になります。

寒冷地でのトレーラーハウス販売・施工実績が多い業者なら積雪対策の設備導入にも強いので、ぜひ相談してみましょう。

トレーラーハウスの断熱性ってどうなの?

車両扱いと聞くと、寒さや暑さに弱い鉄製の建物を想像する人も多いかもしれません。しかし断熱材を使用するなどして、高い断熱性を持ったトレーラーハウスも多く販売されています。寒冷地仕様のトレーラーハウスなら、冬も快適に過ごせる設備が整っているので安心です。

例えば、内外壁の断熱材・凍結防止機能がついた水回り製品や全樹脂サッシなど、断熱性・気密性の高い作りのものを選びましょう。

ただし中古のトレーラーハウスのなかには、寒さ対策がされていないものも少なくありません。中古で購入する際は、ディーラーに寒さ対策について聞いてみるとよいでしょう。

まとめ

トレーラーハウスは、移動が可能な新しい形の住居や店舗として注目されています。建物ではなく車として扱われるため、固定資産税や不動産取得税といった税金がかからず、税制面でのメリットも大きいです。なかにはトレーラーハウスを投資用の資産として所有する人もいます。

しかし、北海道でトレーラーハウスを所有するとなると、寒さや雪に強いものを選ぶ必要があります。トレーラーハウスは使う素材によって強度や断熱性が異なるため、豪雪地帯の環境に適した素材を選ぶことがポイントです。

本記事で紹介した北海道エリアで利用できる業者なら、雪や寒さに負けない快適なトレーラーハウスを購入できるでしょう。

※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
https://www.land.mlit.go.jp/webland/
https://www.rosenka.nta.go.jp/
https://www.retpc.jp/chosa/reins/
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/02/2021-fudousan-anke-to.pdf


◆記事で紹介した商品・サービスを購入・申込すると、売上の一部がマイナビニュース・マイナビウーマンに還元されることがあります。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。◆紹介している情報は、必ずしも個々の商品・サービスの安全性・有効性を示しているわけではありません。商品・サービスを選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品・サービススペックは、メーカーやサービス事業者のホームページの情報を参考にしています。◆記事内容は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更されていたり、販売・提供が中止されている場合があります。
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この記事を書いた人

マイナビニュース不動産査定編集部は、家の売却、家づくり、リフォームなど不動産に関わる様々な情報をわかりやすくお届けします。

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