お話をお伺いしたのは、『平井FP事務所』平井 美穂様です。
『平井FP事務所』様の理念やこだわり、過去の実績やこれからの展望についてお伺いしました。
最後にこれから株式投資や資産運用を考えの皆様に向けてのメッセージもいただきました!
平井FP事務所様について教えてください
不動産と住宅ローンを専門とする独立系ファイナンシャルプランナー事務所です。
マイホームや投資用不動産を購入する際に、予算決めやローンの選定、物件選びなど、買い方を間違えて経済的・精神的に大きなダメージを抱えてしまわないよう、一生涯の家計全般を診断しながら適正な選択肢をご提案します。
あくまでも顧客利益を優先するので購入以外の選択肢も時には提案すること、また、不動産購入をゴールとするのではなくクライアントが一生涯において正しい資産形成を通じて理想とする人生を送ることを目標としています。
住宅購入という人生の一大イベントを迎えるタイミングで、クライアントの皆様と一緒に家計やライフプランを抜本的に見直し、強固なものに改善する作業をしていくイメージです。
そのほか、物件の選び方や資金調達の仕方、税金・相続対策・不動産をとりまく各種制度のご紹介、投資用不動産の事業計画診断など、包括的なアドバイスができる点が当事務所の強みです。
平井FP事務所様の強みはどこですか?
不動産営業を経験した後、金融機関に転職し、融資業務や資産運用相談業務に従事しました。
不動産業界では、新築マンションの用地取得後の企画から販売まで携わっていたため、業界の販売手法やマンションについて熟知しています。
さらに金融機関では新築戸建て・中古住宅・賃貸併用住宅・借地・保留地など、あらゆる不動産の融資業務を行っていたため、金融機関の目で物件の目利きができるほか、審査対策のアドバイスも得意としています。
その他、購入の流れや資金の準備の仕方など、全体を通して専門性の高いアドバイスが可能です。
当事務所は金融機関や不動産会社に属するFPではなく、独立系の専業ファイナンシャルプランナー事務所です。
あくまでのクライアントのお悩みに対して、第三者の立場で客観的に整理分析をし、改善策を導き出していきます。
たとえばマイホームの場合は購入だけではなく賃貸という選択肢や、資産運用の場合は現物不動産投資だけではなく金融商品とのリスク・リターンの比較など、考えうるあらゆる選択肢を多角的にご提案し、最終的にはクライアントに最善策を選択していただくスタイルをとっています。
また、国際資格のCFPを保有するファイナンシャルプランナーとして訓練をかさねているため、不動産・金融市況のほか、社会保障・保険・税制・相続・ライフプランなどパーソナルファイナンス全般の提案ができる点を強みとしています。
「不動産営業」→「銀行員」→「独立系ファイナンシャルプランナー」と立場は変えてきたものの、一貫してエンドユーザーのお客様の不動産・住宅ローン相談に乗り続けています。
25年間にわたり、金利・株価・不動産価格など市況の変化とともに、あらゆるケースのご相談に乗ってきた経験から、机上の提案ではなく実践的なアドバイスが可能です。
また、実務経験が長いことから、不動産業界・建築業界・金融業界・独立系FP・弁護士・税理士・司法書士といった士業など、各分野の専門家とのパイプがあり、特殊性の高いご相談にも専門家と連携したご提案が可能です。
所属されているFP様をご紹介ください
実績をご紹介いただけますか?
相談内容「不動産投資の相談」
会社員・40代・女性
表面利回り4%台の1ルームマンションの購入を検討されており、事業計画のキャッシュフローおよび不動産所得と税金の推移シミュレーションを作成し診断。
結果、家賃収入よりもかかる経費が上回り、年間収支は購入当初からマイナスになることが判明。また、給与所得との損益通算により節税を期待されていたが、節税効果が期待できるのも当初数年間だけということが分かり、当該マンションの購入は見送られる。
このお客様は漠然と老後に不安を抱いていたものの、ご自身の退職金や年金支給見込み額を把握されていなかったので、改めて年金や退職金のほか、加入されている保険の解約返戻金など老後に期待できる収入を試算し、一生涯の家計のキャッシュフローも作成。
一生涯のお金の流れを把握した上で、いつまでにいくらの資産を形成するか運用方針を定め、安定運用を目指した長期分散投資をする方向となる。
相談内容「古家が建つ土地の有効活用についての相談」
「会社員・30代・男性」
相続した土地に築40年超の賃貸併用住宅が建っており、建て替えをして自らも居住するか、それとも売却をして別の場所に住宅を購入するのがいいのか、あるいはその他の有効活用方法があるのか、ローン返済や家賃収入、かかる経費や税金などのほか、今後の家計も踏まえてアドバイスが欲しいというお客様からの相談。
①賃貸併用住宅を建て替える場合のプランニングと資金計画
②土地を売却し別の住宅を購入する場合の資金計画
③土地を分筆し一部売却する場合のプランニングと資金計画
以上3つのパターンを想定し、資金面やライフプラン、二次相続の際の相続対策など、あらゆる面で比較提案。賃貸事業計画および家計のキャッシュフローも作成、それぞれのプランの場合のお金の流れを把握し、問題点を整理分析する。
長期間に渡り、複数回クライアントの親族の皆様と話し合いを重ねた結果、最終的には親族の皆さんが納得の上、希望するプランを選択されていた。
嬉しかったエピソードがあれば教えていただけますか?
最初にお会いした時にはご夫婦で今を思いっきり楽しまれていてそれはそれで微笑ましいのですが、マイホームの購入とお子様の誕生をきっかけに支出を大幅に見直す必要がある状況でした。
生活費を半分以下にする必要があり、それをしないと老後に資金が不足するご家庭だったのですが、数年後お会いしてみると人が変わったように家計管理や財テクに目覚められており、マネーの達人に変わっていたのです。
「平井さんに相談したことで、自分達が理想とする今後の生き方や働き方を見つめなおす良いきっかけとなりました。一生涯のライフプランに沿ったお金の流れを見える化してもらい、資産形成の仕方を教えてもらったおかげで漠然とした不安がなくなり、なによりも夫婦仲がより一層よくなりました」
と言われた時にはうれしかったです。
老後に備えてどのような資産運用を実践しているのか教えてください
確定拠出年金や個人年金保険などで、株式や米ドルを中心に債券やリートも少しだけ組み入れて長期積立投資をしています。
こちらは基本的に年に数回チェックする程度のほったらかし投資ですが、それとは別にちょこっとだけ余裕資金で短中期的なアクティブ投資やトレードをしています。
今は個別株の現物取引が中心ですが、日経平均やNYダウなどの指数先物や金・原油といったオルタナティブで運用するETFなどにも投資をします。
こちらは頻繁にチェックをし売買をするので、本業がある皆さんにはあまり積極的にお勧めできませんが、私の場合は職業柄も相場をチェックする必要があり自分が売買していれば必然的にチェックするようになること、またなによりも好きでやっています。
ただし、あくまでも損失を出してもあきらめることができる範囲の金額とし、運用資金全体に対して10%以下の金額でアクティブな投資をするようにしています。
最後に…色々な悩みをお持ちの方に一言お願いします
インターネットに出回っている情報や特定の知人・友人の成功体験、あるいは利害関係のある人からの情報がすべて自分にもあてはまるわけではありません。
適正な家計管理や運用の仕方は本来、ご家庭ごとにそれぞれ違います。
また運用する前には、現状の家計の状況を把握し、今後10年・20年と継続して毎月いくらなら無理なく投資に回せる金額なのか理解しておく必要があります。
あるいは、退職金や年金の見込額を確認しておくことや保険の見直しも必要です。こうした準備をきちんとしてから運用を始めないと、いざお金が必要な時に手元資金はまったくないのに60歳以降に解約できるお金をたくさん積み立ててしまったといったような失敗をしてしまう可能性があります。
投資と思って購入した商品が、実際には20年・30年かけても利益が得られない商品だったいう失敗も防ぎたいものです。
自力でお金の勉強をするにはかなりの労力と時間を要しますし、どんなに時間を割いても客観的な判断はなかなかできません。ぜひ第三者の専門家の力を借りることも検討してみてください。
平井FP事務所様の【基本情報】
項目 | 基本情報 |
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事務所名 | 平井FP事務所 |
所在地 | 東京都千代田区九段南1-5-6りそな九段ビル5階 |
最寄り駅 | 九段下 |
TEL | お問い合わせはお問い合わせフォームからお願いします。 https://fp-hirai.com/free381632 |
URL | 公式:https://fp-hirai.com/ |
営業時間/定休日 | 10時~18時(完全予約制)/不定休 |
対応エリア | 世界各国(オンライン対応) |
その他 | 対面でのご相談は九段下の当事務所までお越しいただきます。完全予約制です。 |