お話をお伺いしたのは、『FPアソシエイツ・グループ』神戸様です。
『FPアソシエイツ・グループ』様の理念やこだわり、過去の実績やこれからの展望についてお伺いしました。
最後にこれから株式投資や資産運用を考えの皆様に向けてのメッセージもいただきました!
FPアソシエイツ・グループ 様について教えてください
FPアソシエイツ・グループには2つの会社があります。
FPアソシエイツ&コンサルティング(株)について
一つはFPアソシエイツ&コンサルティング(株)で、投資顧問業の登録を行っており、1都3県のいわゆる富裕層個人(金融資産を数千万円~数億円保有)を中心とする顧客に対して、資産運用・資産管理などのアドバイスを有料で行う会社です。
財団法人や学校法人などの資産運用に関するアドバイスも長年行ってきています。
FPアソシエイツ&ファイナンシャルサービシズ(株)について
もう一つはFPアソシエイツ&ファイナンシャルサービシズ(株)で、金融商品仲介業者&生損保の乗り合い代理店として、金融商品の販売を行っています。
こちらは東京本社以外に大阪・名古屋・福岡・札幌などに支社があり、全国各地で活躍している独立系FP数十名が在籍していて、アドバイスに基づいて、顧客それぞれのライフプランの実現に必要な金融商品の提供を行っています。
FPの役割は「顧客に寄り添い続け、一緒に年をとっていくこと」
FPの役割は、つきつめれば「顧客に寄り添い続け、一緒に年をとっていくこと」だと考えています。
自分のお客様のことを誰よりもよく知っている、金融商品についての目利きとして、お客様が「人生100年時代」を豊かに過ごすためのサポートを行い続けることがFPアソシエイツ・グループの企業理念です。
FPはよく、お金・財産についてのホーム・ドクターなどとも呼ばれるのですが、どんなに診断が正しく、どんなに良い処方箋が書けても、治療しない限り病気は治らないでしょう。
FPアソシエイツグループでは治療薬として、多くの良質な金融商品やサービスを直接ご提供できる体制を整えています。
FPアソシエイツ・グループ 様の強みはどこですか?
FPアソシエイツ&コンサルティング(株)の設立は1999年、20年以上の歴史と実績を持つ、日本を代表する独立系FP会社の一つです。
代表の神戸孝は、(株)三菱銀行、日興證券(株)を経て独立・起業し、そのFP歴は30年を超えます。
資産運用に強いFPの第一人者として評価が高く、政府の金融審議会専門委員、金融庁の有識者会議委員、金融広報中央委員会(日本銀行)の金融経済教育推進会議委員などを歴任してきています。
また、大手金融機関などからの営業担当者向け研修、顧客向けセミナーなどの講師依頼も多く、「プロに教えるプロ」として、独立系FPの教育や育成にも携っています。
個人投資家にとっての王道といわれる長期のポートフォリオ運用を行うとき、リターンの源泉は世界経済の成長に在ると当社は考えています。
ブレの抑制には値動きの異なるさまざまな資産への分散投資が最も効果的と言われており、「リスクのコントロールを重視した世界分散投資」をお客様に対するアドバイスの基本としています。
FPアソシエイツ&ファイナンシャルサービシズ(株)には、北海道から九州まで全国各地で地元の生活者に対してアドバイスを行っている独立系FPが数十名在籍しています。
通常、お客さまとFPとの関係は長く続くことになる場合が多く、相性の良し悪しも重要な要素といえるでしょう。
当社に在籍するFPは資産運用に強いFPという共通点を持ちますが、同時に運用以外に得意とする相談分野や対応できるエリア、主要顧客層などが異なることもあり、自分と相性のいいFPを見つけやすいのではないかと思います。
所属されているFP様をご紹介ください
金融知力インストラクター
シニア・ライフ・コンサルタント士
住宅ローンアドバイザー
DC(確定拠出年金)プランナー
実績をご紹介いただけますか?
相談内容「退職金の運用を中心とするリタイアメント・プランニング」
上場企業役員、60代ご夫婦
リタイア後のライフプランをもとに、まずはリタイア後10年間の取崩し必要額を確保、10年以上運用可能な資金について、年2~3%のリターンを目ざすポートフォリオ運用をご提案しました。
ご主人が75歳になる頃までに、自立型有料老人ホームへの入居を考えておられ、いずれ自宅の売却方法などについても相談したいとのことでした。
現在保有しておられる金融資産と、将来支給される予定の役員退職金の一時金分などを源資として、毎月積立式で数本の投資信託を合計で月に50万円分ずつ購入し続け、ポートフォリオを構築していくことをご提案、5年ほど前には奥様にも証券取引口座を開設して頂き、一般NISA口座で月10万円分ずつの積立て投資をスタートして頂くことにしました。
お取引が始まって15年以上が経過、現在は予定通り自立型有料老人ホームにご夫婦で入居されています。
相談内容「生命保険金と死亡退職金の運用を中心とするライフプランニング(含む子供2人の教育資金準備)」
40代専業主婦
病死したご主人の生命保険金と死亡退職金合わせて数千万円を受け取ったものの、まだ小学生と中学生のお子さん2人を抱え、今後の暮らしに大きな不安を感じて来社されました。
2人が社会人になる頃までのキャッシュフロー表を作成、どの程度の運用利回りが必要になるのかを確認した上で、年3~4%のリターンを目ざすポートフォリオ運用をご提案しました。
毎月の生活費として、遺族年金以外に、当面月10万円程度の分配金を受け取れるように外債型の投資信託を購入し、他に積立式で数本の投資信託を毎月合計で30万円分ずつ購入、教育資金の準備も意識したポートフォリオを数年かけて構築して行くこととしました。
お子さん2人が相続した金融資産については、2人それぞれ証券取引口座を開設、バランス型の投資信託を毎月10万円分ずつ購入して頂くことになりました。
お取引が始まって10年が経過。金融資産を大きく減らすことなく2人のお子さんのうち1人は社会人、もう1人も大学生となり、一安心といったところです。
嬉しかったエピソードがあれば教えていただけますか?
FPとお客様の間にしっかりした信頼関係が成立していなければ、お金についてのアドバイスを行うのはFPにとって「気が重くなる作業」になってしまうかもしれません。
誰しも自分のお金のことで苦労するのは仕方ないでしょうが、他人のお金のことで苦労し続けることになりかねないからです。
弊社所属のFPに対しては、喜んでいただければお客様との関係は10年、20年単位で続くものになる。だからこそ、せっかく独立系のFPになったのだから「この人のためにアドバイスしてあげたい」と思う人をお客様にすべきだという話をしています。
FPアソシエイツ&コンサルティング(株)のお客様は、企業経営者や医師、退職者などいわゆる富裕層と呼ばれる方々が多く、メディアなどで著名な方もおられますが、ある大変著名な文化人の方から、「FPって素晴らしいね」とおほめ頂いて、とてもうれしく思ったことがあります。
その方は「これまで色々な人がやって来て、『こうすれば儲かります』とか『こうすれば税金が安くなります』という話をしていったが、正直あまり真剣に話を聞く気にはならなかった。
しかしあなた方FPは、この先私が安心して、使いたいことにお金を使っていいと言ってくれる。
今まであまり得意ではないとわかっていながらお金の管理を自分で行って来たが、今後はあなた方に任せて、自分の得意なこと、やりたいことに集中することができる」とおっしゃって下さいました。
FPになって本当によかったと感じたエピソードの一つです。
老後に備えてどのような資産運用を実践しているのか教えてください
リタイア後に備えた資産運用を考えるとき、投資・運用にはもともと2種類のスタイルがあり、そのいずれを行うのかによって、全く異なる商品選択になるということを知る必要があります。
この投資スタイルは経済に関心があって投資することを面白いと感じる人が行うのが一般的で、うまくいけば大きな利益も得られますが、逆に損失を出したり、最悪ゼロになってしまうこともありえます。
一方、もう一つのスタイルとして、ある程度はお金にも地道に働いてもらいたいという人が行う「仕事としての運用」とでもいうべきものがあるのです。
こちらのスタイルこそがリタイア後に備えるための資産運用の基本になります。
具体的には経済の成長と共に値上がりが期待できそうな投資対象を中心に、異なった値動きのものに長期の分散投資を行うことで、リスクをコントロールしながら資産形成を目ざそうとする運用です。
お金にも働いてもらう、つまり仕事として行うものなので、ある意味退屈で面白みのない運用ともいえるでしょう。私たちFPがリタイア後に備えたいというお客様にお勧めし、FP自身もリタイア後に備えて実践している資産運用の方法です。
最後に…色々な悩みをお持ちの方に一言お願いします
リタイア後に備えるための資産運用は、すでにお話しした通り「仕事としての運用」のスタイルが基本になりますが、実践するためには、まず「長期」「分散」「積立」がなぜ重要なのかということをしっかり腹落ちさせて頂く必要があります。
「趣味としての投資」を行って儲けたい人にとっては、相場観やタイミング、銘柄選択こそが重要で、長期も分散も積立もあまり重要には思えないでしょう。
なぜなら「長期」「分散」「積立」はすべて資産運用のブレ(特に下ブレ)を抑えるのに効果的な方法であって、儲け(上ブレ)を狙うための方法ではないからです。
「仕事としての運用」でリスクをコントロールしながら将来に向けての資産形成を目ざすからこそ、この方法を続けることが重要なのだということが腹落ちしていないと、マーケットの下落時につい売りたくなってしまう、あるいは積立てを中止してしまうといったことが発生し、せっかくの運用を台無しにしてしまいかねません。
しかしいくら長期運用といっても、グローバルなマクロ経済のあり方が変われば、ポートフォリオの資産配分の見直しが必要になるでしょうし、分散効果が見込める新たな投資対象が将来出現するかもしれません。
そのような局面においても、弊社グループのFPは適切なアドバイスを継続的に行うことで、常にお客様の長期的な資産形成や資産の保全のお役に立ち続けたいと考えています。
FPアソシエイツ・グループ 様の【基本情報】
項目 | 基本情報 |
---|---|
事務所名 | FPアソシエイツ&コンサルティング(株) FPアソシエイツ&ファイナンシャルサービシズ(株) |
所在地 | 本社 東京都千代田区神田神保町2-5 北沢ビル3F |
最寄り駅 | 地下鉄 神保町駅 |
TEL | FPアソシエイツ&コンサルティング(株)03-3239-2218 FPアソシエイツ&ファイナンシャルサービシズ(株)03-3239-2237 |
URL |
FPアソシエイツ&コンサルティング(株)http://www.fp-ac.co.jp FPアソシエイツ&ファイナンシャルサービシズ(株)http://www.fp-afs.co.jp |
営業時間/定休日 | FPアソシエイツ&コンサルティング株式会社 月曜日~金曜日 9:30~17:30 /土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始はお休みです。 FPアソシエイツ&ファイナンシャルサービシーズ株式会社 |
対応エリア | 東京本社、大阪支社、名古屋支社、福岡支社、札幌支社などのネットワークがあり、全国主要都市対応可能です。 |
その他 | 独立系FPとしての相談経験が豊富なFPが多数お待ちしております。ご自宅や勤務地の近くに弊社所属のFPがいるかどうか、ご確認頂ければ幸いです。 |
取材ご協力者様情報
神戸 孝様