株式投資を始めたみなさんは、もっと株や投資に詳しくなるために勉強したいと考えていることでしょう。
投資に関する無料セミナーは証券会社の支店でも開催されていますが、ほとんどが平日に実施されているので、会社員だと参加するのは難しいです。大都市圏以外では講座数も少なく、地方や郊外に住んでいると参加できる講座も限られます。
証券会社主催だと、「勧誘を受けるのではないか」とか「証券会社が売りたい商品のメリットばかり説明されるのでは」と心配にもなりますよね。
そんなみなさんのため、投資のレベルアップ・勉強に役立つ記事を用意しました。名投資家の投資戦略や、相場や株の格言、市場で囁かれるアノマリーなど、知っておきたい知識をご紹介します。
株初心者注目!効果的な株式投資勉強法の見つけ方
株式投資の勉強をしようと思ったら、ざっと、こんなことが思い浮かぶのではないでしょうか。
- 本を読む
- 証券会社が公開しているレポートを読む
- 株式情報サイトの記事を読む
- 日本経済新聞を読む
- セミナーに参加する
- バーチャル投資ゲームを使ってみる
しかし、投資本ひとつとってみても、株多くの書籍が発行されていて、どれを選んだらいいかわかりませんよね。ネット記事も同じで、どのサイトにどんな情報が載っているのか知っておく必要があります。
そこで、おすすめの投資本やサイト、ブログ、株式成績を公開している個人投資家などをご紹介していきます。
日本経済新聞を購読してみても、なんとなく目を通しているだけでは何も得られません。「日経を読んでいる」という自己満足があるだけです。どこを重点的に読めばいいのか、どうやって読めば理解が深まるのかを知る必要があります。
ちなみに、株式投資で使う指標や、チャートの読み方、株の仕組みや取引方法など基礎的なことについて学ぶために本を買う必要はありません。
このサイトにわかりやすく解説した記事があるので、参考にしてください。
名投資家の戦略や名言、株式投資の格言を学ぼう
有名な投資家の戦略や名言も、あなたの株式投資をのレベルを上げてくれることでしょう。
著名投資家は多額の資金を投資しているため、真似できる戦略とできない戦略があるのは確かです。
しかし、相場や人間の心理の読み方、銘柄選びの方法については、きっと参考にできることがあるはずです。
有名投資家の名言から学ぶ
有名投資家の名言の一例を挙げてみると、ウォーレン・バフェット氏は「リスクはあなたが何をやっているか理解していない時に起こる(自分の知らないものに投資すべきでない)」と言っています。
バフェット氏はITバブル期ですら、「IT企業の事業内容がよくわからない」という理由で、一切投資しませんでした。その結果、バフェット氏が経営する投資会社は、ITバブル崩壊で損をすることがなかったのです。
また、こちらも著名な投資家であるジョージ・ソロス氏は「自分が間違いを犯すことを認められることが、私の優れている点だ」と述べています。これら著名投資家の名言は、個人投資家でも十分に実践できる名言です。
語りつがれてきた相場の格言は、今でも実践できる
また、先人たちによって積み上げられてきた相場の格言にも、相場の心がまえから売買タイミングに悩んだ時に使えるものまで、今すぐ実践できるものが多々あります。
たとえば初心者におすすめなのは「落ちてくる剣はつかむな 地面に刺さってから抜け」という格言です。
逆張り投資で株価が下落している時に買ってしまうと怪我をするので、底を打ってから買う順張り投資をしようという格言です。
先ほど紹介したバフェット氏の名言に似た格言で「自分が知らない企業や、得意ではない分野には手を出さないのが鉄則」という意味の、「遠くのものは避けよ」という格言もありますよ。
理由はわからないけどそうなってしまうアノマリー
格言とはちょっと違いますが、相場には「アノマリー」というものもあります。
日本市場だと「金曜ロードショーでジブリ映画が放送された翌週は市場が荒れる(ジブリの法則)」や、「サザエさんの視聴率と株価が連動する」などが有名です。
格言やアノマリー通りに行動する投資家も多いので、格言やアノマリーを知っておくことは投資戦略を立てる上でも役立ちます。
投資家心理と初心者が陥りがちなダメ癖を知る
株式投資をするにあたって、情報収集し、知識を身につけることはもちろん大切ですが、それと同じくらい大切なのが、それぞれの投資家の狙いや投資行動と、心理について理解しておくことです。
投資家心理を理解すれば相場の流れに乗れる
投資家心理・行動を理解しておかないと、株式市場で投資家がどう動くのかがわかりません。反対に、知っていれば「そろそろ買いが入るだろうな」「ここらで売りが出るかな」と予想できます。
巨額資金を動かす機関投資家が手を出せない株や、絶対に買いに来る株、信用取引をしている人の行動について知っておきましょう。
冷静さを失った初心者がやってしまうNG行動
買った株が値下がりしてきたとき、冷静な投資家なら、事前に決めた損切りラインを超えたら、多少の損は覚悟で株を売ってしまいます。
しかし初心者は「損を出したくない。持っていたらまた値上がりするかもしれない」と思ってしまい、持ち続けているうちにさらに損が膨らんでしまいます。
これが初心者がハマりやすいダメな癖です。損が膨らむほどさらに売りにくくなってしまい、結局、含み損を抱えた「塩漬け株」をいくつも保有することになってしまいます。
予め投資で負けてしまうパターンを知っておけば、それに陥りそうになった時に、自分で「あ、ダメパターンにハマりそうだ」と認識できて、負けを回避したり小さくしたりできるはずです。
勉強は常に必要!あなたの投資をレベルアップさせよう
しかし、重荷に感じる必要はありません。実際に自分のお金で株を買ってみたら、損をしたくないので、自然と勉強に身が入るはずです。
知識や理解が深まってきたり、自分なりに考えた作戦がうまくいくと、もっと勉強したくなることでしょう。
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