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非定型請求書の画像解析を可能にする「SuperStream-NX AI-OCR(請求書明細)」

[2021/05/25 11:00]岩井 健太 ブックマーク ブックマーク

非定型請求書の画像解析を実現する新製品

続いて、新製品についてスーパーストリーム 取締役 企画開発本部長の山田誠氏が説明に立った。同社は昨年8月に「SuperStream NX AI OCR(請求書)」の提供を開始している。

今回、発表したSuperStream-NX AI-OCR(請求書明細)は、OCR(Optical Character Recognition:光学的文字認識)に請求書の解析に特化したAI技術を組み合わせることで、非定型の請求書でも明細情報まで画像解析(請求書情報読取)を行い、読み取った情報をもとに仕訳データを自動作成し、煩雑な請求書の入力業務負担軽減と業務効率化を可能としている。

AI支払伝票作成画面のイメージ

AI支払伝票作成画面のイメージ

同氏は「新型コロナウイルスにより、日本中の経理/人事部門の担当者は決算業務や給与業務により、出社を余儀なくされている。そのため、、経理部門が変わるべきものとして『紙の撤廃』『クラウドの利用拡大』『AI・RPAの活用』の3つがポイントだ」と述べた。実際に、同社が行ったSuperStreamユーザーに対するアンケートでは、AI-OCRによる業務効率化を半数のユーザーが期待しており、経理部門のAI活用として注目されている。

スーパーストリーム 取締役 企画開発本部長の山田誠氏

スーパーストリーム 取締役 企画開発本部長の山田誠氏

そうしたニーズをふまえ、新製品のシステムフローはPDF化した請求書を請求書AIが解析して読み取った内容を基に勘定科目を推論し、自動で仕訳データ(AI経費タイプ)を作成し、その信頼度と合わせて会計システムへ登録。個社別の仕訳ルールが設定されている場合は、読み取った取引先の情報と各種マスタを紐づけることができる。

そして、主な特徴として「非定型の請求書を画像解析」「SuperStream-NX(会計システム)への自動連携」「e-文書法に準拠」の3点を挙げている。

非定型の請求書の画像解析は、SuperStreamユーザーが受領して読み取った請求書(PDF)を日々ディープラーニングで学習し、AIの精度を高めているため多様な請求書形式に対応しており、請求書に記載されている住所・請求書番号・支払日・請求金額だけでなく、請求書明細に複数行に分かれて記載している製品名、数量、単価、金額などの情報を画像解析し読み取る。

SuperStream-NX(会計システム)への自動連携については、自動仕訳で作成した仕訳データは、支払伝票作成画面で請求書(PDF)を見ながら確認できることに加え、個社別のルール設定では部門ごとに配賦基準(固定比/固定額)が指定できる配賦設定や、請求書に記載されているタイトル部分を読取り、明細毎に紐付け条件の指定ができる明細紐づけに対応している。作成された仕訳データは、承認処理の後、支払処理に連携するため支払業務の負荷も軽減でき、仕訳入力から支払業務までの生産性を向上させることができるという。

e-文書法への準拠では、読み取った請求書の電子ファイルはエビデンスとして仕訳に添付され、SuperStream-NXに自動連携し、SuperStream-NX証憑管理e文書対応オプションと組み合わせると、電子帳簿保存法やスキャナ保存制度にも対応し、ペーパ-レス化に貢献するとしている。なお、SuperStream-NX 統合会計はJIIMA認証(電子帳簿ソフト法的要件認証、電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証)を取得している。

「SuperStream-NX AI-OCR(請求書明細)」の特徴

「SuperStream-NX AI-OCR(請求書明細)」の特徴

山田氏は「リモートワークを行う経理部門の担当者は入力時間を削減したいと考えており、新製品を利用すればスキャンするだけのため時間を削減できる。また、毎回ディープラーニングで学習していくため入力ミスや勘定科目を前回と間違えることなく、ルールに沿って入力することを可能としており、削減効果は4割程度を見込んでいる」とメリットを説明していた。

 「SuperStream-NX AI-OCR(請求書明細)」は請求書入力業務の課題を解決するという

「SuperStream-NX AI-OCR(請求書明細)」は請求書入力業務の課題を解決するという

価格はプランSが年額180万円~(4800枚/年間)、プランMが同360万円~(1万2000枚/年間)。

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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