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オール電化向け電力会社ランキングの料金を比較!新電力で電気代が年間約3万円安くなる

オール電化向けの電力会社

光熱費高騰への対策として、オール電化へのリフォームや引っ越し、電力自由化によって増加した新電力会社のプランへ切り替えを検討している方も多いのではないでしょうか。

今回は、オール電化向けの新電力プラン8種の安さを比較し、切り替えでどれだけ光熱費を節約できるか計算しました。

オール電化住宅ならLooopでんきの「スマートタイムONE」が、工夫次第で安くなるためおすすめです。

前日から予測できる30分ごとに変動する料金プランなため、電気が安い時間帯に湯沸かしや料理を行えばガスよりも光熱費を抑えられます。

解約に縛りが無く、契約期間も手数料も無いためお試しで利用できるのも魅力です。

オール電化マンションへ引っ越したばかりの方に向いている大手電力会社を紹介します。

目次

オール電化のための電力会社おすすめランキング!新電力各社の詳細と料金

新電力会社のオール電化向けプランの料金表を調査して、料金や解約の縛り、その他の特徴をまとめました。

スクロールできます
電力会社名オール電化におすすめのプラン基本料金従量1プラン従量2プラン解約手数料
Looopでんき
Looopでんき
スマートタイムONE0円30分ごとに変動でんき予報で確認可能
※固定従量料金単価が加算
0円
CDエナジーダイレクト
CDエナジーダイレクト
スマートでんき295.24円~35.96円|AM6~AM128.06円|AM1~AM60円
大阪ガス
大阪ガス
ファミリー応援プラン411.57円21.90円|300kWhまで27.69円|350kWh以上0円
東京ガス
東京ガス
時間帯別プラン292.28円~35.60円|AM6~AM127.77円|AM1~AM60円
Japan電力
Japan電力
くらしプランS0円26円~|1〜400kWh25円~|401kWh〜1年以内の解約は3000円。
それ以降は0円
idemitsuでんき
idemitsuでんき
オール電化プラン300.75円~35.76円|AM6~AM127.86円|AM1~AM60円
エルピオでんき
エルピオでんき
スマートダイレクトプラン0円30分ごとに変動料金を確認できるページ無し
※毎月固定の料金単価が加算
0円
楽天エナジー
楽天エナジー
プランS0円36.85円0円

電力会社のおすすめの料金とオール電化に向いているプランについて、詳しく説明します。

Looopでんきはオール電化と時間帯割引でお得度トップクラス

Looopでんき

Looopでんきは、使った分の電気代しかかからない、わかりやすい料金プランが魅力の電力会社です。

  • 基本料金0円
  • 燃料費調整額0円
  • 解約手数料0円

解約手数料に縛りが無いため、もし乗り換え後に電気代が高くなっても、すぐに解約できるため安心して試せます。

深夜からお昼の12時までの広い時間帯にかけて料金が安く、午前中にまとめて料理をしたり、深夜に電気給湯器の湯沸かしをするなど、工夫すれば電気代を大幅に節約できます。

電気料金は30分ごとに変動します。最安の時間帯では約15円/kWhという安さです。

公式サイトhttps://looop-denki.com/home/
オール電化におすすめのプランスマートタイムONE
基本料金0円
従量1

30分ごとに変動

でんき予報で確認可能

※固定従量料金単価が加算
従量2
解約手数料0円
その他の特徴・燃料費調整額0円
・深夜&日中の利用はさらにお得

CDエナジーダイレクトは夜間にまとめて使えば20%OFF

CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクトは、深夜の電気料金がとても安く、価格が安定している電力会社です。

仕事で日中は在宅していない方や、帰りが遅くなる方には最適です。

オール電化住宅にお住いの方におすすめのプランは「スマートでんき」です。

料金は、使用電力量で変動せず、時間帯のみで変わります。オール電化で使用量の多いご家庭でも電力量を気にせず利用できます。

短期間での価格変動が少なく安定していることも魅力です。

プランによって解約手数料が発生しますが、「スマートでんき」は無料で解約できるため、気軽にお試しできます。

キッチンやお風呂などで一部ガスを使っている場合には、ガス料金とまとめられるのも便利です。

公式サイトhttps://www.cdedirect.co.jp/
オール電化におすすめのプランスマートでんき
基本料金295.24円~
従量1:AM6~AM135.96円
従量2:AM1~AM628.06円
解約手数料0円
その他の特徴・料金が安定している
・深夜は約20%OFF

大阪ガスは基本料が高めでも、使えば使うほどお得

大阪ガス

大阪ガスにはオール電化向けのプランはありませんが、従量料金が安いため電力使用料の多い家庭におすすめの電力会社です。

ガスと一緒に契約すると安くなるプランもありますが、オール電化向けに絞るなら「ファミリー応援プラン」がお得。

350kWh以上の料金が一番安く、使用料が多いほど電気代を節約できます。

従量料金が安い分、基本料金が高めなため使用料の少ない一人暮らしや、日中外出していて電気を利用しないご家庭には不向きかもしれません。

ガスやネット回線と一緒に契約でき、新電力では契約件数No.1の実績ある電力会社なため安心して契約できます。

公式サイトhttps://home.osakagas.co.jp/index.html
オール電化におすすめのプランファミリー応援プラン
基本料金411.57円
従量1:300kWhまで21.90円
従量2:350kWh以上27.69円
解約手数料0円
その他の特徴・従量料金が安い
・基本料金が少し高め

東京ガスは基本料金と従量のバランスが良く、東京電力より安くなりやすい

東京ガス

東京ガスは、東京電力よりも従量料金を安く設定している電力会社なため、オール電化のご家庭におすすめです。

基本料金と従量料金のバランスが良く、ガスとの併用で電気代が安くなります。

オール電化のご家庭におすすめのプランは「オール電化向け料金メニュー<時間帯別プラン>」です。

時間帯によって安くなるプランなため、使用量を気にせずに利用できます。

電力会社の切り替えを行う場合、前の電力会社の解約を代行してくれるため手続きが簡単です。

天然ガスによる自社火力発電所を使用しており、卸電力取引所を介さず安定した電力供給が可能です。

公式サイトhttps://www.tokyo-gas.co.jp/index.html
オール電化におすすめのプラン時間帯別プラン
基本料金292.28円~
従量1:AM6~AM135.60円
従量2:AM1~AM627.77円
解約手数料0円
その他の特徴・新電力販売量6年1位
・自社発電で安定供給
・東京電力より従量料金が安い

Japan電力は1年の縛りがあるけど料金プランがシンプルで安い

Japan電力

Japan電力は、プランがシンプルで基本料金・従量料金がともに安い電力会社です。

燃料費等調整単価などの費用が別途発生するため、表示されているプランの価格通りでは無い点には注意が必要。

Japan電力の燃料費等調整単価はこちらを参考にしてください。

1年以内の解約には3000円の解約手数料が発生します。料金を確認して、すぐに解約するようなお試し契約ができません。

オール電化向けのプランはありませんが、すべてのプランが使用料が多いほど安くなるため、オール電化に向いています。

公式サイトhttps://www.japaden.jp/
オール電化におすすめのプランくらしプランS
基本料金0円
従量1:1〜400kWh26円~
従量2:401kWh〜25円~
解約手数料1年以内の解約は3000円。それ以降は0円
その他の特徴・燃料等調整費調整単価等、別途かかる費用に注意
・契約から1年以内は解約金が発生する

idemitsuでんきは車を利用する時間が長い方におすすめ

idemitsuでんき

idemitsuでんきは、オール電化向けの時間帯別料金プランがある電力会社です。

契約者はガソリン料金が安くなるため、仕事などで車を利用する機会が多い方ほどお得に利用できます。

出光のガソリンスタンドが近場や活動範囲にある場合は、電気料金と合わせて大きな節約が可能です。

電気料金のみではあまり変化が無いのでご注意ください。

オール電化のご家庭におすすめのプランは「オール電化プラン」です。

午前1時〜午前6時の時間帯に料金が安くなります。

エコキュートなど深夜に電力を使う環境がある場合、電気代を抑えることができます。

解約金は縛り無しで無料なため、お試し契約も可能です。

公式サイトhttps://denki.idemitsu.com/
オール電化におすすめのプランオール電化プラン
基本料金300.75円~
従量1:AM6~AM135.76円
従量2:AM1~AM627.86円
解約手数料0円
その他の特徴・ガソリン代が安くなる
・基本料金は東京電力と同じ

エルピオでんきは30分ごとに料金変動、安い時間帯を狙えるならオール電化向き

エルピオでんき

エルピオでんきは、時間帯変動と使用量による変動の2つのプランがある電力会社。

安い時間帯を狙って電気を使えるご家庭であれば、電気代を節約できる可能性があります。

オール電化の場合は「スマートダイレクトプラン」で、安い時間帯を使って給湯や料理を行うとお得に電気を利用できます。

通常のプランは利用量が増えると単価が上がるプランなため、オール電化に向きません。

表示されている料金は「毎月固定の料金単価」を除いたものです。実際の料金は、託送費とサービス料が上乗せされるため、契約前にご確認ください。

解約は期間縛りなく無料で行えるため、お試し契約ができます。

公式サイトhttps://www.lpio.jp/
オール電化におすすめのプランスマートダイレクトプラン
基本料金0円
従量130分ごとに変動
料金を確認できるページ無し
※毎月固定の料金単価が加算
従量2
解約手数料0円
その他の特徴・ガスとのセット割がある
・安い時間帯を狙うと安くなる

楽天エナジーは1つのプラン&定額料金&基本料金0円でもっとも分かりやすい

楽天エナジー

楽天エナジーは、使用料や時間帯による料金変動がないシンプルなプランの電力会社です。

割高に見えますが、契約時や料金支払い時に楽天ポイントがもらえる分、楽天市場を利用する方はお得に利用できます。

楽天でんきと楽天ガスとの併用で100円につき1ポイント付与、楽天カードでのお支払いでもらえるポイントがさらに増えます。

オール電化向けのプランはなく、ご家庭での利用の場合は「プランS」のみ。

料金表だけ見ると高めに感じますが、楽天ポイントで電気代を支払える点も相まって、ポイントの利用方法次第で節約幅が広まります。

公式サイトhttps://energy.rakuten.co.jp/
オール電化におすすめのプランプランS
基本料金0円
従量136.85円
従量2
解約手数料0円
その他の特徴・楽天ポイントがもらえる
・料金変動が無くわかりやすい

オール電化で1番安くなる新電力プランはLooopでんき

オール電化のご家庭で1番電気代を安く抑えることができる電力会社はLooopでんきです。

中でも、「スマートタイムONE」プランは、30分おきに料金が変動するため、電気代の安い時間帯を狙って料理や給湯を行うと電気代を節約できます。

例えば、本記事を執筆している日の最低価格は12:30~12:59に3.54円/kWhでした。

ここに約15円ほどの固定従量料金単価が加算されますが、合計しても20円以下です。2時台になっても合計25円未満が継続しています。

でんき予報によって料金の変動を確認できます。WEBサイト・アプリを使って簡単に予定が立てられるため便利です。

ちなみに、翌日土曜日の電気料金は午前から14時にかけて諸費用込みで約17円となっており、土日祝日に在宅の可能性が高いご家庭ではさらに大きな節約ができそうです。

他社プランを見ていただくと分かる通り、従量料金が20円未満になる電力会社は他にありません。

火を使う料理の下ごしらえだけ電気代の安い時間帯に行い、電気代の高い夕方以降は利用を控えるなどの工夫で電気代を大きく削減できます。

特に、東京電力などの大手電力会社から新電力へ変更していない場合は、電気代を30%以上削減できる時間帯もあるため、ぜひ料金をチェックしてみてください。

オール電化&新電力への変更で電気代は年間約3万円安くなる

オール電化と新電力への変更で、光熱費コストがどれだけ安くなるか、初期費用と比較して計算してみました。

給湯機とキッチンのオール電化は工事費込みで50万円から意外と安く、さらに2024年現在では補助金が8万円以上もらえる可能性があります。

ガスを利用している場合と比べて安くなる傾向にありますが、新電力のプランの選び方や、どの時間帯に電気を利用するかによって、節約できる金額に差が出ます。

それぞれの項目におけるコストや節約できる金額を詳しく見ていきましょう。

全くガスを使わない設備にする初期費用は約50万円から

全くガスを使わない状態にするには、給湯機とキッチンを変える必要があります。

費用はグレードや業者によって変わりますが、工事費込みで以下の金額で取り替えられます。

変更箇所相場
(工事費込み)
電気給湯器エコキュート40~150万円
IHクッキングヒーター10~50万円

どちらも取り替える場合は、50万円〜200万円かかりますが、セットで依頼する場合には割引が適用されることが多いです。

オール電化にリフォームするなら、初期費用の元を取りたいところ。

設備費と工事費分の節約をするのに、どれだけ時間がかかるかを調査していきます。

省エネ設備は補助金で初期費用がさらに約8万円以上安くなる

給湯機をエコキュートなどの高効率電気給湯器に変える場合、「給湯省エネ2024事業」という補助制度を利用できる可能性があります。

エコキュートを含むへの省エネ設備への切り替えを支援する補助金制度で、8万円から最大18万円までの支援を受けられます。

その他地方の補助金を受けられる場合があります。

(参考:給湯省エネ事業

特に、オール電化リフォームと同時に、太陽光発電設備を導入する場合には複数の補助を受けられる可能性があるため、必ず確認してください。

オール電化に変更で月間の光熱費は約1100円~お得になる

オール電化に変更すれば、ガスを使った光熱費よりもオール電化の方が1100円以上お得になる可能性があります。

以下は、関西電力が公表している光熱費の平均を比較した表です。

スクロールできます
世帯人数ガスを含む光熱費オール電化節約できる金額
1人9,134円10,777円+1,643円
2人14,824円13,406円-1,418円
3人16,754円14,835円-1,919円
4人17,617円16,533円-1,084円
引用・参考元:関西電力

あまり節約できない印象を受けますが、表に使われているオール電化プランは、夜の時間帯だけ安くなるプランです。

新電力のプランを併用すればさらに安くなります。

Looopでんきの場合は、夜の時間帯に加えて、午前中から12時くらいまでの時間も安い日が多いです。

春や秋には半日以上15円を切ることもあるため、タイミングをみて湯沸かしをすればさらに節約できます。

給湯にかかる年間の総額コストはガスからオール電化に変更で約18,000円~安くなる|エコキュートvsエコジョーズ

以下の表は、電気給湯器「エコキュート」と、ガス給湯器「エコジョーズ」で、年間のコストにどれだけ差があるかを調査したものです。

スクロールできます
エコキュート(オール電化)年間コスト:18,000~54,000円
エコジョーズ(ガス)年間コスト:43,000~72,000円
節約金額差額:18,000~25,000円

約2万円強、オール電化のエコキュートの方が安いです。

利用料が増えても、節約できる金額はそこまで変わらないとわかりました。

ただし、こちらも新電力への切り替えでさらにお得になる可能性があります。

給湯機のみで考えると5~10年程度で元がとれる

給湯機の交換が40万円、補助金が8万円〜18万円 + 地方の補助金がもらえて、新電力への切り替えを同時に行って年間3万円ほどの節約ができると考えると、5〜10年ほどで初期投資を回収できる計算になりそうです。

太陽光発電設備を取り入れると、家族4人暮らしでも電気代が1万円ちょっと、さらに売電による収入が1.8万円もらえて毎月黒地になっているという報告もあります。

さらに蓄電池も併用したり、電力プランの最適化や、使う時間帯の工夫次第で表の相場コストの最低額よりも、さらに節約出来そうです。

オール電化と新電力に切り替える3つのメリットは?ガスよりも節約できて安全性が高い

オール電化&新電力プランに切り替えるメリットは以下の3つです。

注目すべきはコストと安全性です。ガスよりも安く、ガスよりも災害時の火災や、復旧の早さ、断水に強いことなどが優れている点です。

オール電化の新電力へ乗り換えるメリットについて、それぞれを詳しく説明します。

オール電化は使い方次第でガスよりも光熱費を抑えられる可能性がある

オール電化は使い方次第でガスよりも光熱費を抑えられます。

特にLooopでんきのプラン「スマートタイムONE」を使うなら、でんき予報でお湯を沸かすタイミングを調整すると節約できる金額が大きくなります。

安い時間帯だけで沸かす必要があるため、家族構成に合わせて給湯機の大きさを検討しましょう。

毎日使い切ってしまうと、1日に2回以上お湯を沸かすことになり、安い時間以外にも電気を使わなければなりません。

工夫をしなければ、ガスよりも高くなる可能性もあるためご注意ください。

新電力はさまざまな電力消費パターンに対応している

新電力のプランは、大手電力会社のプランよりも種類が多いです。

一人暮らしに適したプランから、大家族で大量に電気を使うご家庭用のプランまで揃っています。

オール電化のご家庭でも、日中は不在だったり、エアコンを使用しないなど、電気の使用量や使用する時間帯はバラバラです。

新電力なら生活スタイルに合わせて、電気代が一番安くなるプランを選べます。

もし、どのプランを選べば良いか迷ったら、解約手数料無し、基本料無料のプランを試すことをおすすめします。

解約に縛りが無ければ、電気代を節約できるかどうかをリスク少なく確認することができるし、基本料無料なら使った分だけ支払えば良いため、利用状況の再確認をするのに便利です。

オール電化だと火災などの危険性が低く安全

火災が発生した場合、爆発する危険がないためガスよりも電気の方が安全です。

災害時に供給が止まった場合にも、ガスより復旧が早い場合が多いです。

電気給湯器は大量にお湯を沸かして保存するため、断水してもしばらくお湯や水を使える点も魅力。

ただし、エネルギー源をひとつにしぼるのはリスクの分散ができていないとも言えます。

オール電化にするのであれば、カセットコンロとガスボンベを常備しておくなど、電気が使えなくなった場合のリスクヘッジをしておくと、被害を最小限に押さえられます。

新電力に簡単に切り替える手順は?立ち会いなしのスマホ完結で簡単

大手電力会社から、オール電化向けの新電力プランに切り替える手順は、たった3つのみで簡単です。

立ち会いなしのスマホのみで手続きを完結できるため、電力会社の切り替えや工事のために在宅する必要もありません。

ここからは新電力に切り替える際の流れを、それぞれ詳しく紹介します。

STEP
新しい電力会社へ連絡・お申込み

新電力への切り替えはオンラインで申し込み可能です。

各社のお申込みフォームから、現在の電力会社名、お客様番号など必要情報を入力して送信してください。

その後に届く契約に関するメールに従って、スマートメーター取付工事などの予約をしましょう。

現在利用している電力会社との契約解除は、新電力会社が代行してくれる場合もあるため、事前に確認してください。

STEP
電気メーターをスマートメーターに切り替え

契約の切り替え日が決定したらスマートメーターの設置工事が行われます。

スマートメーターは、電気使用量をデジタルで計測できる機器です。

基本的に作業代金はかからず、大手電力会社の交換で立ち合いも不要です。

STEP
契約スタート

新電力への申込みから、約2週間程度で契約開始です。

スマートメーターは大手電力会社が積極的に交換をしています。すでに切り替わっている場合は、お申込みから1週間以内に契約を切り替えられます。

あとは契約に関する書類が届くだけです。ほぼオンラインだけで完了するため、意外と簡単に契約を切り替えられます。

オール電化向け新電力プランを選ぶ際の注意点は?時間帯プランなら使用量が多いほどお得になる

オール電化に伴う新電力へ切り替える場合、以下の3つの注意点を考慮してください。

難しくてわからなくなったら、解約に制限が無いものを選びましょう。お試しで契約して、現在の電気代よりも高くなるならリスクなく戻せます。

それぞれの注意点を詳しく説明します。

使用量で金額が変わるタイプよりも時間帯で変わるプランを選ぶ

オール電化の場合、電気の使用量は多くなりがちなため、時間帯で料金が変わるプランを選ぶのがおすすめです。

使用料で従量単価が増えるプランだと、ほぼ確実に最大料金に割り当てられ割高になります。

時間帯で料金が変わるプランなら、利用時間を調整すれば電気代を節約できるのがメリットです。

また、安い時間帯が長いプランを選ぶのも重要です。深夜早朝のみでは給湯以外にメリットがありませんが、お昼まで安いプランなら料理にも最適です。

解約に制限が無い新電力やプランを選んで失敗のリスクを避ける

新電力に初めて契約を切り替えるなら、解約に縛りが無い会社やプランを選べば失敗するリスクを避けられます。

電気代はある程度料金表から予測できますが、契約後に大手電力会社よりも高くなってしまう可能性を0にはできません。

万が一すぐに契約を変更したくなった場合に、解約に制限があるとさらに費用がかかり、せっかく新電力に切り替えた苦労が台無しになってしまいます。

契約期間や、解約料などの縛りが無い新電力のプランから始めれば、1〜2か月のお試し契約で、電気代がどれだけ変わるか確認できます。

小さな注意書きも確実に読んで燃料費調整額などの追加料金を確認

プランの料金表はシンプルな電気使用量に対する金額だけが記載されていて、燃料費調整額や固定従量料金単価などの追加料金が記載されていません。

料金表では安く見えるプランでも、その他の費用が高い場合があるため注意が必要です。

その他の費用の詳細は、料金プランのページに必ず記載があります。他のページへのリンクの場合もあるため、小さな注意書きまで確実に読んでください。

追加料金を含めても安く使える新電力もあるため「料金プランが安すぎるから怪しい」とは一概に言えません。

事前にプランをすべて把握するのは難しい面もあるため、解約に縛りがないプランでお試し契約がおすすめです。

オール電化と新電力に切り替えて失敗例は?プランと使い方次第でガスよりも高額になるので注意

オール電化や新電力に切り替えて失敗してしまった事例や、口コミをまとめました。

知らなかっただけで電気代が5万円を超えた事例もあるため、切り替え前に必ず確認してください。

オール電化に切り替えて電気代が高くなってしまった

オール電化に切り替えたところ、ガスよりも電気代が高くなって失敗してしまった事例です。

引用元:X(Twitter)

特に、オール電化のマンションへ引っ越して、今まで契約していた大手電力会社を継続した場合に起こりやすい問題です。

特に、使用量がふえるごとに料金が割高になるプランを利用していると、オール電化では最大料金に達してしまう可能性が高いです。

オール電化住宅に引っ越すなら、電気の使用量に合わせて時間帯で料金が変わるプランに変更しましょう。

電気給湯器を使う時間帯をプランの安い時間帯に合わせて、湯量を調整するだけでも大きな節約になります。

オール電化に切り替えた後にガス火用のフライパンを購入してしまう

オール電化に切り替えた後に良くやりがちなのが、IHクッキングヒーターでは使えないフライパンを購入してしまう失敗です。

引用元:X(Twitter)

ちょっと笑える小さな失敗ではありますが、ネットで購入する場合に多く起こるため注意が必要です。

事例では1か月に2回失敗したとのことです。フライパンだけでなく、ヤカン、鍋など、コンロで使うものは全て気にする必要があり、切り替え直後は間違えやすいです。

逆に、カセットコンロで使うものはガス火用が必要なため、キッチン用品を購入する際はお気を付けください。

電気代が高い時間帯に湯沸かしをしてしまった

オール電化住宅を2人以上の家族で利用するなら、時間帯で料金が安くなることを共有しておく必要があります。

自分だけが注意していても、家族がお湯を沸かしてしまう可能性があります。

https://twitter.com/pudding_cat/status/1719668506801914062
引用元:X(Twitter)

電気給湯器は大量の水を一気に沸かして保存するため、時間帯を間違うと電気代が高くなる原因になります。

時間帯プランの場合、電気代は2倍近く変わることも少なくありません。

寒冷地の冬であればなおさら痛手になるため、湯沸かしや料理をする時間帯は家族で共有しましょう。

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