国内発ウォレット『Ginco』とは?特徴や使い方を詳しく解説

Gincoとは、株式会社Gincoが制作しているモバイルウォレット。クライアント型ウォレットであるため、安全性も高いといわれています。

ビットコインやビットコインキャッシュ、イーサリアムなど計17種類の通貨に対応している種類の多さも特徴の1つ。ライトコインやモナコインなどの通貨も今後追加予定で、ますます使いやすくなると考えられています。

また、分散型取引所の搭載やDAppsプラットフォームの搭載など、まだまだ進化する予定のあるGinco。そんなGincoについて詳しくみていきましょう。

Gincoとは?どんなウォレットなの?

Gincoとは、株式会社Gincoによって作られたモバイルウォレットのこと。

2018年5月現在ではiPhoneにのみ対応しているウォレットですが、2018年7月頃にはAndroid版もリリースされる予定となっています。

そんなGincoについて詳しくみていきましょう。

種類の多さが魅力!Gincoの対応通貨について知りたい!

Gincoの対応通貨は

  • ビットコイン(BTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • イーサリアム(ETH)

など、全17種類。

主要な仮想通貨だけでなく、将来性がありそうなアルトコインなども多く取り扱っています。

2018年6月頃までにライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)、2018年中にはリップル(XRP)などにも対応する予定です。

対応通貨が増えることでGincoはより使いやすいウォレットとなるでしょう。

Gincoの安全性は?安心して預けられるウォレットなの?

Gincoは、クライアント型と呼ばれるウォレット。

クライアント型ウォレットとは
秘密鍵を自分で保管しておくタイプのウォレットのこと。秘密鍵をサーバー上で保管しないため、ハッキングされる危険性が少ないのが特徴です。

秘密鍵とは、銀行でいうと暗証番号のようなもの。仮想通貨にとってはとても重要で、人に知られてしまうと誰でも仮想通貨を引き出すことが可能です。

一般的な取引所などでは秘密鍵を取引所自体のサーバーで一括管理しており、取引所のサーバーがハッキングされてしまうと仮想通貨を盗まれてしまう恐れがあります。

また、ウェブウォレットの場合も同様で、ウェブ上で秘密鍵を管理しているためハッキングされてしまう恐れが高いのです。

クライアント型ウォレットは、秘密鍵を紙などに書き自分で管理します。そのため、秘密鍵を自分でしっかりと管理しておけば、秘密鍵を他人に知られることはありません。

クライアント型は自分でしっかりと秘密鍵を保管できさえすれば、とても安全性が高いウォレットです。

Gincoはまだまだ進化する?今後の展望が知りたい!

Gincoを運営する株式会社Gincoは、今後のロードマップを発表しています。ロードマップに書かれていることがすべて実現されると、株式会社Gincoが掲げている「仮想通貨時代の銀行」としての役割を十分に果たすことができるはずです。

Gincoにおいて今できることとは?

2018年5月現在、Gincoにおいてできることは

  • 仮想通貨の入金、保管
  • 個人間での送金
  • 飲食店などでの決済
  • ポートフォリオ機能

の4つ。

実はGinco自体、2018年4月に正式リリースされたばかりの新しいウォレットであり、まだまだ発展途上のウォレットです。

Gincoにおいて今後できるようになることとは?

株式会社Gincoが発表しているロードマップによると、2018年中に様々な機能が追加される予定です。

2018年7月に予定されているのが「分散型取引所(DEX)の搭載」、「Android版アプリのリリース」、「DAppsプラットフォームの搭載」の3つ。

分散型取引所(DEX)とは、取引所を使うことなく仮想通貨同士を交換できるサービスのこと。分散型取引所が実装されれば、Gincoのみで仮想通貨を交換できるように。そのため、とても便利になり利便性が格段にアップします。

さらに、DAppsプラットフォームも搭載予定。DAppsプラットフォームが搭載されることで、様々なアプリやブロックチェーンを用いたゲームが利用可能となります。

また2019年中には、法定通貨の入金もできるようになる予定で、Gincoの利便性はよりアップしそうです。

使いやすいと評判!Gincoを実際に使ってみよう!

Gincoについて理解できたところで、実際に使ってみましょう。

とっても簡単!Gincoのインストール方法と登録方法とは?

Gincoを使うには、まずはスマホにアプリをインストールします。

App Storeで「ginco」と検索してみましょう。すると、「G」のマークの「Ginco」というアプリが表示されます。インストールしましょう。

Gincoのインストール画面

インストールできれば、アプリを開いてみましょう。「今すぐ始める」と書かれた画面が表示されます。「今すぐ始める」をタップしましょう。

Gincoで「今すぐ始める」をタップする

「ユーザー名」を入力する画面になります。自分の好きなユーザー名を入力できれば、「次へ」ボタンをタップしましょう。

Gincoでユーザー名を入力する

次に「暗証番号の設定」という画面が表示されます。6桁の暗証番号を入力しましょう。

Gincoで暗証番号を入力する

すると、「暗証番号の確認」という画面になります。確認のためにもう一度暗証番号を入力しましょう。

Gincoで暗証番号を確認する

暗証番号の入力が無事にできれば、「利用規約」という画面が表示されます。3か所にチェックを入れた後に「Gincoを始める」をタップしましょう。

Gincoで利用規約を確認す

「通知の許可」という画面が表示されるので、「許可する」をタップします。

Gincoで通知を許可する

すると、「Ginco」のホーム画面が表示されます。これで、Gincoの登録完了です。

Gincoの登録を完了する

はじめに!Gincoのセキュリティ設定をしておこう!

登録が完了すれば、Gincoを使うことができます。ですが、念のためにセキュリティの設定をはじめにしておきましょう。

まずは、Gincoのバックアップを作成します。

バックアップを作成しておけば、スマホの紛失などといった万が一の場合にも備えることが可能です。

Gincoのホーム画面の右上にある人のマークをタップします。

Gincoで右上のマークをタップする

すると、自分のユーザー名が表示された設定画面が現れます。「セキュリティ設定」をタップしましょう。

Gincoで「セキュリティ設定」をタップする

「セキュリティ設定」の画面になります。「バックアップを実行」をタップしましょう。

Gincoで「バックアップを実行」をタップする

「バックアップの作成」という画面が表示されます。内容を読み終わったら右上にある「次へ」ボタンをタップしましょう。

Gincoで「バックアップの作成」を行う

すると、「お願い」という画面が現れます。画面に書いてある通り、紙とペンを用意して「確認しました」をタップしましょう。

Gincoで「お願い」を確認する

「バックアップキーの記録」という画面が現れ、12個のバックアップキーが表示されます。用意した紙とペンに12個のバックアップキーを書いていきましょう。

そのときに重要なのが、バックアップキーの順番。数字通りに順番に書いておくことが大切です。

全て書き終えたら、右上の「次へ」ボタンをタップしましょう。

Gincoで入力を終えたら「次へ」をタップする

ちなみに、スクリーンショットで撮影して保存しようとすると「スクリーンショットは推奨していません」という画面が表示されます。

スクリーンショットで保存しておくと、万が一ハッキングされスクリーンショットの画像にアクセスされた場合にバックアップキーを他人に知られてしまいます。紙に書いて保管するようにしましょう。

バックアップキーを紙に書いて保管する

次に「バックアップキーの確認」という画面が表示されます。ランダムに並んでいる12個の単語を記録した順番の通りにタップしていきましょう。タップできれば、「完了する」ボタンをタップします。

Gincoでバックアップキーを確認する

「設定完了」という青い画面が表示されれば、バックアップの設定の完了です。バックアップキーを書いた紙はなくさないように、他人に見つからない場所で厳重に保管しておきましょう。

Gincoのバックアップの設定完了

バックアップキーの設定ができれば、次は「起動時の暗証番号入力の設定」と「Touch IDの設定」を行っておきましょう。

ホーム画面から先ほどの「セキュリティ設定」の画面にアクセスします。そして、「起動時に暗証番号を要求する」と「Touch IDの利用を許可する」をオンにしましょう。

これらの設定をしておくことで、スマホを紛失した場合でも暗証番号を知らなければGincoを開くことができません。きちんと設定しておくと安心です。

Gincoでセキュリティ設定を行う

Gincoに入金をする方法って簡単なの?方法を教えて!

Gincoの設定が完了したら、実際に通貨を入金してみましょう。ここではビットコインで説明していきます。

ホーム画面の「Bitcoin」のところにある「受け取る」ボタンをタップします。

Gincoにビットコインを入金する

すると、自分のGincoのアドレスなどが書かれた画面が表示されます。QRコードを読み取るか、アドレスをコピーするかなどの操作を行い、Gincoに入金しましょう。

GincoでQRコードを読み込む

無事に入金できれば、ホーム画面上に金額が表示されます。

Gincoで入金を完了させる

Gincoから送金する方法ってどうすればいいの?

Gincoから他のウォレットや取引所に送金を行う方法も簡単です。

イーサリアムの場合、ホーム画面の「Ethereum」の「送金する」ボタンをタップします。

Gincoでイーサリアムを送金する

すると、カメラが起動しQRコードを読み取ることができるようになります。送金先のQRコードを読み取るか、「アドレスの貼り付け」を選択し、アドレスを入力しましょう。

GincoでQRコードを読み取る

うまくアドレスを読み取ることができると、送金先のアドレスが表示された「アドレスを確認」という画面が表示されます。アドレスが正しいことが確認できれば、右上にある「次へ」ボタンをタップしましょう。

Gincoでアドレスを確認する

「金額を入力」という画面になります。送金する金額を入力し、右上にある「送金する」ボタンをタップすると、送金の完了です。

Gincoで送金を完了させる

Gincoの手数料って?無料って本当なの?

Gincoを使い通貨を送金、入金する際、Ginco自体が手数料を取るということはありません。ただし、送金する際には多少の手数料が必要です。それは、ブロックチェーンという仕組みを使っている仮想通貨においては必要不可欠なもの。そのため、必ず支払う必要があります。

Gincoは基本的には無料ですが、送金手数料のみ必要と考えておきましょう。

安全性の高いGincoをぜひ使ってみよう!

国内発モバイルウォレットであるGinco。対応通貨も多く、UIも使いやすいと評判のウォレットです。また、秘密鍵を自分で保管するクライアント型ウォレットのため、安全性が高いのも特徴の1つ。

分散型取引所の搭載やDAppsプラットフォームの搭載など、Gincoはまだまだ進化する予定があります。すでに仮想通貨を所持している人にも仮想通貨初心者にもぜひおすすめしたいウォレットです。

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