クレジットカードお役立ち情報 転職直後でもクレジットカードを作る方法
投稿日時:2023.04.28
クレジットカードを作りたいと思っているけれど、転職する予定があって、今すぐ作った方がいいのか、それとも転職して仕事が落ち着いてからの方がいいのか、どちらが審査に有利だろう?と迷っていませんか?
確かに、クレジットカードには勤続年数などの審査がありますから、転職をしたばかりだと審査に通らないのでは?と心配になりますよね。
そこで今回は、転職の前と後、どちらが審査に通りやすいのか、転職が与える審査への影響についてお話しします。また、転職したばかりでも作りやすいクレジットカードなどをご紹介したいと思います。
転職前と転職後、どちらがクレジットカードを作りやすい?
さて、転職前と後、どちらがクレジットカードの審査は通りやすいのでしょうか。結論からいいますと、転職前の方が有利です。
クレジットカードは転職前に作った方が有利
クレジットカードの審査方法は公開されていませんが、およその収入金額と勤続年数が目安となっています。勤続年数は長いほど有利になります。
長いということはそれだけ安定した収入を得ているということで、審査に通りやすいのです。
しかし、転職直後ですと、勤続年数が数ヶ月ということもあるでしょう。その状態で申し込んでしまうと、落ちる可能性もゼロではありません。
クレジットカードを作るなら、転職前の方が断然有利です。
クレジットカードの審査と勤続年数
ではどのくらいの勤続年数があれば審査に通るのでしょうか。
これも公開されているわけではありませんが、一般カードであれば3年が目安だといわれています。
ゴールドカードなど上級ランクのカードとなると、5年以上が目安とされています。転職すると、社会人経験は長くても勤続年数はリセットされてしまいます。
それならば、転職前にカードを作っておいて、転職後に勤め先の変更届を提出した方が良いでしょう。
転職後にクレジットカードを作るなら少し時間をおこう
しかしもう退職までわずかしかない、もしくはすでに転職してしまったという場合には、少し時間をおいてカードの申請をすれば問題ありません。
できれば6カ月以上時間をおいた方がベストですが、6カ月も待てないという方には、次の章で転職直後でも作りやすいおすすめのカードをご紹介しますので、是非チェックしてみてください。
よくないのは、焦って申請をして審査に落ち、他のカードに申し込んでさらに審査に落ちるというパターンです。
信用情報に審査落ちも記録されますので、他のカードを申請した時に、何もなければ通りそうなものでも、連続審査落ちの記録が悪影響を及ぼさないとも限らないからです。
個人事業主になってもクレジットカードは作れる
では、転職ではなくて、仕事を辞めて独立した場合にはどうなるでしょうか。
これも、審査の方法は基本的に変わりませんので、安定して収入を得ているか、証明できるかどうかです。
個人事業主の場合には、確定申告書の提出が必要な場合があります。会社員だった頃と同じように定期的に収入を得られています、ということがわかれば審査は通ります。
ただし、独立したてですと何ら実績がなく、転職直後の会社員と同じです。それまでの勤続年数はリセットされていますので、独立してからの収入が大事なのです。
安定的に収入を得られていないと判断されてしまいかねないので、ある程度時間をおいて実績を作ってから申請した方が良いかもしれません。
個人事業主の方や起業したばかりの方は、審査の間口が広い法人クレジットカードがおすすめですね。
転職したばかりの方におすすめのクレジットカード
ここからは転職したばかりの方におすすめのクレジットカードをご紹介していきます。
もちろん、審査は勤続年数だけではありませんが、これらのクレジットカードなら転職を理由に落とされる可能性は少ないと言えるでしょう。
①誕生月はポイント3倍!優待豊富なライフカード
ライフカードは発行スピードが早く、最短2営業日で発行してもらえます。親会社が消費者金融アイフルということもあり、消費者金融系カードに属しますから間口が広い点もおすすめポイントです。
このカードは誕生月がポイント3倍(還元率1.5%)と高く、以下のように優待も豊富ですから、とてもお得なクレジットカードですよ。
- サカイ引越センター:20%OFF
- ホテルマウント富士:10%OFF
- 神戸ポートピアホテル:10%OFF
- 富士サファリパーク:300円OFF
- おきなわワールド:10%OFF
- 東北サファリパーク:10%OFF
- 呉阪急ホテル:10%OFF
こちらでご紹介した優待はほんの一部で、まだまだ沢山の優待が利用頂けます。年会費も無料ですし、優待だけでも持っておく価値がある1枚と言えるでしょう。
②最短翌営業日発行!三菱UFJカード VIASOカード
三菱UFJカード VIASOカードは、申し込み条件が18歳以上の方で安定した収入のある方ですので、間口も広く転職したばかりの方におすすめのクレジットカードです。
年会費が無料にも関わらず充実した海外旅行保険が付帯するハイスペックカードで、最短翌営業日に発行可能とスピードも早いのでお急ぎの方にもおすすめの1枚です。
このカードは携帯電話料金、インターネットプロバイダー料金、ETC料金がポイント2倍と還元率も高い点も魅力ですね。
貯まったポイントは引き落とし先口座に自動でキャッシュバックして貰えますから、ポイント交換の手続きが不要な点もメリットです。
③ETCカードも即日発行可能!セゾンカードインターナショナル
セゾンカードインターナショナルは、専業主婦でも学生でも申し込みができるというカードですので、転職したての人なら仕事には就いているということですから、特に問題なく審査は通るでしょう。
インターネットからの申し込みなら、最短で即日発行が可能です。指定したセゾンカウンターで受け取りができます。
公共料金などの支払いは普段のお買い物でポイントを貯めれば、有効期限のない「永久不滅ポイント」としてたまります。貯まったポイントはお支払いに当てることもできますし、ポイント運用で増やすことも可能です。
優待が豊富ですので、この優待だけでも持っておく価値がある1枚と言えます。お出かけの機会が多い方にはおすすめの1枚ですね。
- Oisix:おためしセット150円OFF
- 笑笑・魚民:10%OFF
- 白木屋・目利きの銀次:10%OFF
- donイタリアーノ:10%OFF
- サンシャイン水族館:400円OFF
- 星野リゾート:最大35%OFF
- カラオケ館:30%OFF
- PIZZA-LA:ピザ含む4,000円以上で500円OFF
ここでご紹介した優待は、ほんの一部でまだまだお得な優待が沢山利用頂けるカードですよ。年会費も無料ですし、持っておいて損はない1枚と言えるでしょう。
転職直後でも消費者金融系、流通系のクレジットカードは作りやすい
では、転職したら1年もクレジットカードが作れないのか、と困ってしまう人もいると思います。
できればそんなに待たずにカードを持ちたいのだけれど、と思うなら、
- 消費者金融系のクレジットカード
- 流通系のクレジットカード
は比較的作りやすいといわれています。
クレジットカードには、銀行系、信販系などいくつかの系統がありますが、流通系とはスーパーや百貨店などが発行しているカードは主婦や学生も作れるものもあり、審査が通りやすいといわれています。
また消費者金融系のカードは、多少の金融事故があっても作れるといわれていますので、転職直後でも作りやすいと考えます。
すでにカードは持っている場合の転職後の取り扱いについて
では、今クレジットカードを持っているけれど、転職したらどうするのか、何か手続きが必要なのか、という点についても説明します。
転職したらカード会社に連絡が必要?
勤務先が変わった場合には、クレジットカード会社に連絡が必要です。というのも、規約にそのように書いてあるはずだからです。
カードの契約をする際に、会員規約に目を通しているはずですが、おそらく忘れてしまっていますよね。
では、連絡することを忘れてしまっていたらどうなるんだろう、カードを解約されたりするんだろうか、と少し心配になるでしょう。
転職情報がカード会社で共有されているわけではありませんので、自分から申告しない限り、転職したかどうかはカード会社にはわかりません。
また、カードの更新時や、利用限度額の増額を申し出た時などに、再度審査される場合があります。
その時に、以前の勤務先に連絡が入って、転職したことがわかるという場合もあると思います。
この場合でも、いきなりカードが解約になるということは考えにくく、それまでの利用状況に問題がなければ、特に心配することはないと考えます。
とはいえ、規約上は転職などの報告はしなくてはならないものですから、なるべく早くしておくことをおすすめします。
ウェブサイトか電話で連絡
連絡方法は、公式サイトかサポートデスクに電話連絡をします。公式サイトには、登録情報が載っているページがあると思いますので、そこから変更をします。
電話の場合は、受付時間を確認してから電話しましょう。
再審査などは行われないのが一般的
転職したことを連絡したら、改めて審査をされるのでは?と不安になる方もいると思いますが、転職の連絡だけで再審査はされないというのが定説です。
というのも、それまで滞納などしておらず、問題なく使えているなら、改めて審査する必要もないからです。
転職したことを知らせなかったらどうなる?
では、いつまでも転職した事実を伝えなかったらどうなるのでしょうか。実際、連絡していない人はかなり多いといわれています。
問題があるとしたら、利用枠の増額をお願いする時かもしれません。
再審査となって以前の会社に連絡が行きますが、そこにはすでに在籍していないということになると、最悪の場合「無職」扱いになってしまう可能性があるからです。
もしくは、新たに別のクレジットカードを申し込む時です。
カードを申し込んだ時点で信用情報が紹介されますが、今の会社と違う会社が登録されているので、虚偽の内容で申請されている、と判断されてしまうかもしれません。
遅くなっても特に罰則はありませんから、信用情報をきれいにしておくという意味でも、直近の情報にしておくことをおすすめします。
クレジットカードを作るときに虚偽申告はだめ
クレジットカードを作る時にやってはいけないこと、それは虚偽申告です。勤続年数が長い方が有利ならと、本当は2年なのに5年と書いてしまうなど、嘘の申告をしてはいけません。
というのも、これまで一度もクレジットカードを作ったことのない人は別ですが、過去にカードを作ったことのある人なら、そのカードの情報が残っています。
例えば5年と書いていても、3年前の情報に違う勤務先が書いてあれば、明らかな虚偽申告であると判断されてしまいます。
そうなると審査に落ちる可能性も。嘘をついてもあまりいい影響はありませんので、申告は正直に行いましょう。
クレジットカードを作るなら転職前が有利!
勤続年数の長さが審査の一つの目安だとすると、転職をする前の方が審査通過には有利です。
ただし、1年程度実績を作ってから申請すれば、大抵のクレジットカードは作れるのではないでしょうか。
勤続年数が短くても作れるカードはありますし、転職する前に作っておけばよかった…と諦めず、今収入がきちんとあるなら、諦めずに今回ご紹介したクレジットカードを申請してみてください。