今回のテーマは「既婚者と独身男性の恋愛観の違い」です。
結婚をするもしないも当然各々の自由ですし、結婚=幸せでも、未婚=不幸せでもありません。
ただ、バツ1シングルの私のようなものが偉そうなことを言えたものではないのですが、ホステスとして様々な男性と一緒にお酒をいただく中で「そんなことだからあなたは独りぼっちなんだ」と感じてしまうことはあります。
ではさっそく解説します。
既婚者の恋愛は所詮"火遊び"
2020年に行われた日本全国6651名を対象にした調査によれば、既婚男性の46.7%が婚外ちょめちょめの経験がある、ということがわかったそうです。確かに、周囲を見渡すと、奥様以外の女性とあんなことやこんなことをしようと目論んだり、実行したりしている既婚男性は実に多い。中には「嫁が妊娠中でえ~」などという最低なクソも……。
しかし、それが良いか悪いかはいったん横に置くとして、既婚男性の恋愛は所詮は火遊びです。ベッドでは「キミが1番」とかなんだとか言いながら、彼らにとって1番怖いのはちゃんと奥様で、クリスマスも正月も誕生日もちゃんと家にいる。そんなもんです。
そして婚外なんちゃらは「買い物」であると割り切って、よく言えばスマートな、少し悪意のある言い方をすればビジネスライクな火遊びをしていらっしゃいます。
独身男性はもう少し前のめり
同じ独身男性でも、バツなしの独身男性とバツ有りの独身男性では性質がちょっと違います。
後者は家庭を持った経験があり、人によってはお子さんもいらっしゃるので落ち着いています。「自分の娘より若い女の子のことは恋愛対象として見れない」と、お父さんならではの感覚をちゃんとお持ちの方も。
バツなしの独身男性にも様々なタイプの方がいらっしゃいます。大雑把にわけるとしたら、結婚には興味も未練もないというタイプと、結婚を諦めていないタイプの2タイプ。
諦めていない上、ご自身の加齢と向き合えていないタイプはやや前のめりです。「恋愛に年の差は関係ない」と胸を張り、20歳、30歳年下の女性に対しても「いつか家庭を築くとしたらうんたらかんたら」「ボクとキミの赤ちゃんはきっと可愛い」「車は6人乗りのファミリーカーにしよう」「ずっと一緒にいようね」と、少女漫画みたいなことを言い出します。とても子どもっぽい。
女性へのアプローチも非常に子どもっぽいです。女子大生ちゃんに恋する初老の男性は、彼女に就職祝いとして庭で採れた野菜をプレゼントしていました。ちなみに私には茹でた枝豆をくれました。