Brushupは8月31日、同社のデザインレビューツール「Brushup」のiOSアプリをリリースした。Brushupユーザー向けに提供される初のアプリ版となり、同ユーザーであればApp Storeから無料でダウンロードできる。対応OSはiOS 10.0以降。

Brushup iOSアプリのイメージ

Brushupは、2015年3月にリリースされたWebサービス。プロダクトごとに専用のタイムラインを用意し、イラストや動画、Officeドキュメントをタイムライン上で管理できる。プロダクトの参加者はプロダクトに対し、直接コメントや手書き文字などを書き入れることが可能。書き込まれたコメントは時系列に沿って記録され、必要な時に参照できる。

「Brushup」アプリでは、PC版の手軽な使い勝手を踏襲することを意識した。PC版と同じように、iOS搭載デバイスからイラスト・動画といったプロダクトを表示させ、手軽に手書きのフィードバックを書き込める。例えば動画では、再生中に気になったところで一時停止し、気になる部分に手書きできる。Officeドキュメントではページめくりも行える。

このほか、写真や動画のアップロード機能も用意する。例えば仕事の現場状況を撮影しプロダクトとして共有すると、離れた場所にあるオフィスで管理者がチェックする、といった使い方が可能。同社は今後、幅広い業界で時間や場所にとらわれない働き方ができるツールとして活用を促進していくという。