米Instagramは5月16日 (現地時間)、Instagramアプリに「フェイスフィルタ」「巻き戻し (Rewind)」「ハッシュタグ・ステッカー」「消しゴム・ブラシ (Eraser brush)」などを追加した。15日にリリースされたバージョン10.21 (iOS、Android)から利用できるようになる。

フェイスフィルタには、メガネ(数式)、コアラ、バニー、冠など8つのフィルタが用意されている。画面左上のカメラ・ボタンをタップまたは左端からスワイプしてカメラに切り替え、右下にあるフェイスフィルタのボタンをタップして使用する。フィルタを選択して人の顔が映っていると、メガネはかけている状態に、冠なら頭にかぶっている状態というように自動的に位置が調整されるので、写真撮影または長押しして動画を録画する。フロントカメラ、バックカメラのどちらでも使用可能。一部のフィルタは2人の顔に同時に適用でき、他のフィルタではカメラに近い人の顔に表示される。通常撮影のほか、Boomerangやハンズフリー、新しい動画機能の「巻き戻し」でも機能する。なお、フェイスフィルタはグローバル規模で数週間をかけてロールアウトされる。

「巻き戻し」は、逆再生動画を作成できる機能。カメラ画面で、画面下部にある「巻き戻し」をタップして選択、動画を撮影すると、巻き戻したように再生される動画に仕上がる。

ハッシュタグ・ステッカーは、ハッシュタグを入力したステッカーを作成して貼り付けられる。ハッシュタグでストーリーのコンテキストを伝えられ、ストーリーを見ている人たちはステッカーをタップするだけでハッシュタグのページや関連する投稿に移動できる。

消しゴム・ブラシは、写真や動画を単色で塗りつぶした上で、ブラシのように消しゴムを使って色を取り除きながら塗りつぶした色の下にあるコンテンツを露にする。ドローイング・ツールで画面を長押しすると選択されている色で塗りつぶされるので、消しゴム・ツールを選択して塗りつぶした色を消す。