ダイソンは5月9日、ヘアードライヤー「Dyson Supersonic」の新モデルを発表した。5月10日にダイソン直営店や公式オンラインストア、百貨店で発売を開始し、5月25日から全国の家電量販店で販売する。希望小売価格は税別45,000円。
2016年に発売された「Dyson Supersonic」のアップデートモデル。主な改良点は、最高温度が上がったこと、風量の幅が広がったこと、カラーバリエーションを4色にしたことだ。
従来機の最高温度は78度だったが、スタイリングのしやすさと髪の傷みにくさを両立できる100度に変更した (風量設定が1の場合)。また「風量設定2」と「風量設定3」における風量を弱くし、前髪や顔周りなどを仕上げやすくしている。なお「風量設定3」では、これまで通りの温度設定(78度)と強い風圧で乾かせる。
使用できる温度は以下の通り。
- 高温(温度3)、強風(風量3) → 78度
- 高温(温度3)、中風(風量2) → 88度
- 高温(温度3)、弱風(風量1) → 100度
- 中温(温度2) → 62度
- 低温(温度1) → 45度
カラーバリエーションは、従来のアイアン/フューシャにホワイト/シルバー、アイアン/ブルー、インペリアル パープルを加えた全4色。インペリアル パープルのみ直販・百貨店限定モデルで、価格は税別55,400円となる。
モーターは従来機と同じで、特許を取得した「ダイソン デジタルモーター V9」を搭載。15人以上のモーターエンジニアにより開発されたもので、ダイソンのモーター史上最小・最軽量をうたう。モーターはハンドル部に内蔵しており、重心のとれたバランスのよい設計を実現している。
ダイソンの空気清浄機能付きファンでも使われている「Air Multiplier(エアマルチプライアー)テクノロジー」を採用。これにより、モーター部が取り込んだ空気を3倍に増幅し、高圧かつ高速の気流を生み出す。
本体サイズはW78×D97×H245mm、重量は630g。付属ノズルとして、風量を弱め、なめらかな風でやさしく乾かす「スムージングノズル」、ブラシを使ったブローに向いた「スタイリングコンセントレーター」、カールやパーマのかかった髪に使う「ディフューザー」の3種類を同梱。これらは「ヒートシールドテクノロジー」により2層になっているため、触っても熱さを感じにくくなっている。