俳優の島津亜矢が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、終了後の囲み取材に応じた。
今回島津は、美空ひばりの名曲「川の流れのように」を披露するが、「私のような歌手には荷が重くて…。ずっと緊張の日々を過ごしているんですけど、与えていただいたチャンスですし、ひばりさんに近づけるようにという思いで、一生懸命務めさせていただきたいと思います」と、プレッシャーとの戦いを明かした。
さらに、今年から新設される2階ステージで歌唱することになっており、「下が網になっているので、そこが怖かったです…」と、ここにも思わぬプレッシャーが。
それでも、今年大地震に見舞われた故郷・熊本への思いも馳せながら、「どんなことがあっても、熊本の人たちは底力があると信じています」と力を込めた島津。「まだまだ復興は始まったばかりですけど、前だけを見て、明日の光を見て、1日も早く元の生活が戻ってくることを心から願って、私もできることがあればぜひ、お役に立たせていただきたいという思いも少し重なったりします」と話していた。
今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」で、紅組23組・白組23組の計46組が出場。紅組の司会は有村架純、白組の司会は嵐の相葉雅紀で、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。昨年は、紅組が優勝し、通算の対戦成績は紅組30勝、白組36勝。