ジョルダンは19日、同社提供のAndroid版「乗換案内」アプリにおいて富士通と協力し、列車遅延時間を予測する新機能の実証実験を開始した。関東地区138路線が対象で、期間は9月末までの予定。
遅延予測機能には、富士通の人工知能技術を適用したエンジンによるクラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL」が提供する情報が用いられている。鉄道運行に関してユーザーから過去に寄せられた投稿や、鉄道運行情報などを学習させることで、より精度の高い遅延の予測が可能になるという。
実験を通し、ユーザーの行動選択に対する支援の有効性、列車の遅延時間を予測する機能の有効性を検証していく。