ソネットは4月1日、桃のような色をした肉の缶詰「ピンクのクマ肉」の販売を開始した。価格は119,029円。ピンク色をした熊というのは聞いたことがないが、存在するのであれば非常に希少な種であるだろう。

「ピンクのクマ肉」

ソネットでピンクの熊と言えば、同社のメールサービス「PostPet」の人気キャラクター「モモ」を思い浮かべる読者も多いだろう。実際、「ピンクのクマ肉」のパッケージにはモモ妹がデザインされており、一見するとモモ妹の肉なのではと思ってしまう。そうしたユーザーの疑問に先回りする形で、「ピンクのクマ肉」紹介Webサイトでは執拗なまでに「モモ妹の肉ではありません」と表記してあり、誤解を招かないように配慮している。

執拗な「モモ妹の肉ではありません」の表記が逆に疑わせる

では、一体どのような熊の肉なのか。同Webサイトによると、「窮屈な都会で栄養たっぷりのイチゴミルクで育った国産のクマ」と記載されている。また、味については「分厚いのにやわらかい。ご飯が何杯も進む」とのことだ。ピンク色に変化した熊自体、大変めずらしいはずなのだが、それを缶詰にしたうえ、「ご飯が進む」とは……。

「窮屈な都会」よりも缶詰のほうが窮屈な気がするのだが

編集部のマイナビベアは「貴重なピンクの熊を缶詰にするなんて。同じ熊として明日は我が身だと思う」と言いたそうな表情だ

なお、「ピンクのクマ肉」の発売日と本稿の掲載日は4月1日である。

購入しようとすると「おさっしください」というポップアップが表示され購入できなかった