アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が1日、東京・台場のシネマメディアージュで行われたフジテレビ系主演ドラマ『フラジャイル』(毎週水曜22:00~22:54)の第8話(2日放送)試写会に登場。かわいがりたい部下のタイプを聞かれて「不器用な子」と挙げ、「結構、大好物です」とぶっちゃけた。
長瀬演じる主人公の病理医・岸京一郎は、技量は認められながら、偏屈で歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで、敵ばかり作ってしまうという役柄。この日はそんな岸の部下である新米医師・宮崎智尋役の武井咲も登場し、会場に集まったOL230人を前に、トークを繰り広げた。
会場から「どんな部下ならかわいがりたい?」という質問があがると、長瀬は「やっぱり不器用な男は面倒見てあげたくなっちゃう」と回答。これにざわつく会場の空気を察し、司会のフジテレビ梅津弥英子アナウンサーが「女の部下でお願いできますか…」と聞き直すと、会場からは大きな拍手がわき起こった。
これを受け、長瀬は「女性の部下、ジャニーズにいないんですよね…」と困惑しながら、「妄想を発動させます」と準備を整え、「性格の悪い子がいいんです」と回答。「それも不器用な子なんですよ、女子からも嫌われちゃうとか…結構、大好物です」と畳みかけてぶっちゃけたが、直後に「俺なにを言ってるんだろう…」と暴走気味になった自身を後悔していた。
この会では、ほかにも来場者アンケートから集計した、長瀬演じる"岸が上司なら言ってほしいセリフ"を発表し、最も多く選ばれたのは、岸の決めセリフである「僕の言葉は絶対だ!」だった。しかし、この紹介VTRで長瀬のアップの顔が大きなスクリーンに次々と映し出されると、本人は「ゴリラみたいな顔してましたね」とボソ。それでも、このセリフについては「やっぱり気持ちいいですね」と満足の表情を見せた。
その上で、岸というキャラクターについて「僕自身は大好きですね」とお気に入りであることを明かし、梅津アナから「ハマリ役だと思います」と言われると、会場からも同意の拍手が。しかし、長瀬は冷静に「(『フラジャイル』の次の時間に)『TOKIOカケル』っていうバラエティ番組やってるんで、みなさん残念がってるんじゃないかと思いますけど…」と心配そうに語り、会場の笑いを誘った。
ほかにも、緊張することはあるのかという質問に「もちろんあります。信じられないくらい手が震えたりとかありますよ」と意外な一面を明かしたり、抽選で岸の声が鳴る目覚まし時計が当たった女性に「ヤフオクに出さないでくださいね」と声をかけたりと、女性ファンを前にサービス精神旺盛の長瀬。
最後は今回のドラマについて「生きていく上で大事なメッセージが詰まっていると思うので、それを最終回までリアルタイムで見ていただいて感じていただけたら、うれしいなと思ってます」と呼びかけた。