タレントのマツコ・デラックスが、27日に放送されたテレビ朝日系トーク番組『マツコ&有吉の怒り新党』(毎週水曜23:15~24:15)で、NHK紅白歌合戦に出場する歌手の人選について持論を展開した。

マツコ・デラックス

お盆に先祖を迎え入れる乗り物として、キュウリとナスを馬と牛に見立てる「精霊馬」という風習。幼少期は「オカルト」と解釈していたマツコだったが、年を重ねるにつれて「やってみようかな」と興味が芽生えはじめたという。

これを聞いた有吉弘行は、年齢と共に変化してことに関連して、「やっと紅白が(心に)染みてくるようになったわ」と告白。マツコは「あっ、そう!」とうれしそうにし、「言ってやって。あなたが言うとまた流れが変わるから」と"援護射撃"を求めた。

マツコがここまで言うのは、「最近さ、『ヒット曲もない人が紅白に出るな』とか言う人が多い」から。「紅白はそういうものじゃないんだって」「それとはまたちょっと違うのよ」と訴え、有吉も「独特の味があるんでしょ?」と理解を示した。

マツコは、2013年を最後に北島三郎が紅白を引退したことに触れ、「まだ落ち着かない」と"北島ロス"であることを明かして「さびしいのよ……」と吐露。NHKに向けて、「ぜひその辺は割り切ってほしい」「世の中に迎合しないで」「もうね、泣ければいいの!」と熱いメッセージを送っていた。