ワコムは、紙に書いたメモやノートをデジタル化し、スマートフォンやタブレットに転送できるメモパッド「Bamboo Spark」を10月より発売する。価格は税別17,800円。

「Bamboo Spark」クリックで拡大

「Bamboo Spark」は、紙に書いたメモやノートをクラウドに保存できるメモパッド。本体には、同社独自の電磁誘導方式デジタイザーが搭載されており、専用スマートペンの紙の上のインクと同時に高精度のデジタルインクデータを生成する。デジタルインクデータは、クラウド上に保存され共有や検索、編集が可能になるという。

専用ペン

利用するには、iOS、Android向けの管理アプリ「Bamboo Spark app」をダウンロードし、本体と同期させる必要がある。同期させた後は、本体中央に搭載されたボタンを押すことで、アプリ上に保存される。オフライン環境でも100枚分までデータを保存可能。同アプリ上から編集が行えるほか、「Evernote」や「Dropbox」などのクラウドサービスへエクスポートすることも可能となっている。

主な仕様は次の通り。読み取り範囲はA5サイズ以内で厚さは約50枚(5mm未満)まで。本体の連続使用時間は約8時間。専用ペンのインクは約3カ月間使用可能。専用アプリの対応OSはiOS 8以降、Android 4.3以降。スマートフォンなど向けの「Bamboo Spark with gadget pocket」、タブレットに対応する「Bamboo Spark with tablet sleeve」、iPad Air 2向けの「Bamboo Spark with snap-fit for iPad Air 2」の3モデルが用意されている。