Cerevoは3日、スマートスポーツ用品ブランド「XON(エクスオン)」の新製品として、スノーボードなどでの利用を想定したアクションカメラ「REC-1(レックワン)」、ワイヤレスヘッドセット「BONE-1(ボーンワン)」を開発したと発表した。

同社は今年1月にXONブランドの第一弾製品として「SNOW-1」を発表していた。SNOW-1はスノーボーダー向けの製品で、滑走時に荷重のかけ具合や重心の位置を測定したり、スノーボードの角度・角速度を検出できるバインディング。取得したデータはスマートフォンに転送され、専用アプリを通じてデータを確認できる。

SNOW-1

アプリ上でデータ確認が可能

今回発表されたREC-1、BONE-1は、いずれも、このSNOW-1と組み合わせて使用できる製品となる。

REC-1は、無線LAN機能を搭載したフルHD/60fps対応のアクションスポーツカメラ。SNOW-1との組み合わせで、スノーボーダー視点で撮影した動画と、SNOW-1の測定データを重ねて表示することができる。IPX4準拠の防水性能も備える。

REC-1

撮影した動画は専用アプリに取り込むことで、SNOW-1のデータと同時に表示。動画の再生は無線LAN経由でのストリーミングのほか、動画をスマートフォンに取り込み、再生することもできる。

SNOW-1との組み合わせでリアル映像とセンサーの計測数値を同時表示可能に

BONE-1は、Bluetooth 4.1対応のワイヤレスヘッドセット。SNOW-1の専用アプリと連携することで、SNOW-1で測定したデータのフィードバックをリアルタイムに音で通知してくれる。首掛け式になっており、ゴーグルを邪魔せずに装着でき、骨伝導型のため、周囲の音を聞きながら滑ることもできる。

骨伝導型のBluetoothヘッドセットBONE-1