仏Parrtoは、スマートフォンやタブレット端末で操作できるクアッドコプター「Bebop Drone」を4月上旬より発売する。全国の家電量販店やオンラインストアで購入でき、価格は税別70,900円。13日より予約受付を開始する。
「Bebop Drone」は、レジャー用に設計されたコンシューマー向けのクアッドコプター。3軸方向で画像の傾きやブレを補正して安定した撮影が可能な、魚眼レンズ付き1400万画素フルハイビジョンカメラを搭載しており、視野角180度の動画や写真を撮影できる。
操作は、スマートフォン/タブレット端末の専用アプリ「FreeFlight 3.0」からWi-Fiを利用して行う。「TAKEOFF」ボタンをタップすると本体のモーターが起動し離陸する。アプリ上に表示されるバーチャル・joy stickを操作することで、高度や旋回をコントロール可能。前後左右の動きはスマートフォン/タブレット端末を傾けることで操作できる。高速フライトや緻密な操作だけでなく、アクロバット飛行にも対応しており、初心者から上級者まで楽しめるとしている。そのほかアプリでは、「マイギャラリー」(写真/動画)、「ドローンアカデミー」(クラウド)機能も利用できる。
通常パッケージのほか、Wi-Fiの通信距離が最大2kmまで拡張される「Bebop Drone Skycontroller」がセットになった拡張パックも用意されている。拡張パックの価格は税別130,900円。
「Bebop Drone」の主な仕様は次の通り。サイズ/重量は高さ約28cm×幅約32cm×厚さ約3.6cm/約400g。パッケージには屋内用のハルバンパーが付属し、装着時のサイズ/重量は、高さ約33cm×幅約38cm×厚さ約3.6cm/約420g。バッテリー容量は1,200mAh。バッテリー1本当たりの飛行時間は約11分(パッケージには2本付属する)。ストレージは8GB。写真の解像度は4,096×3,072ピクセル。対応フォーマットはjpeg、RAW、DNG。動画の解像度は1,920×1,080ピクセル(30fps)。対応フォーマットはH.264(MPEG 4)。カラーバリエーションはブルー、レッド、イエローの3色。
通信面では、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、MIMO(2.4GHz、5GHz)をサポート。そのほかGPS、GLONASSに対応する。専用アプリ、「FreeFlight 3.0」の対応OSは、iOS、Android、Windows Phone。
(記事提供: AndroWire編集部)