フランスで現地7日に発生した銃撃事件を受け、同国内で11日に史上最大規模の反テロ集会が行われたが、その集会での表現の自由と反テロへの訴えはiPhoneというデバイスを通じて世界に広まりを見せている。

Je suis Charlieアプリ

フランスの地方紙Nice Matinは12日、iPhoneアプリ「Je suis Charlie」をApp Storeで公開した。「Je suis Cahrlie」のCharlieは銃撃事件の被害にあった新聞社「Charlie Hebdo」のCharlieであり、Je suisは英語の「I am」に相当する。「Je suis Cahrlie」では意味をなさないが、現在は表現の自由、そして反テロを訴えるスローガンとして使われている。

同アプリでは、多くの機能が備わっているわけではない。アプリを起動すると、マップが起動し、そこには自分の現在置を示す、ペンを片手に持った吹き出しマークが出現する。そして、同アプリの存在をMessage、Email、Twitter、Facebookなどで拡散することができる。それだけのアプリだが、表現の自由、そして、反テロへの意思を表明できるようになっている。

そしてもう一つだけ認識できるのが、賛同者の数である。同アプリは公開されてから間もないが、賛同者はすでに11万5000人を超えており、秒単位で増えていく様子がわかる。

なお、英Independetによると、アプリ公開にあたり、Appleのティム・クックCEOに直にメールを送信、時間をあけずに返信が来たとし、緊急にアプリが公開された逸話を紹介している。Appleのアプリ審査の期間は公開されていないが、通常、1週間ほどかかるとされ、逸話が正しいとすると、Appleが異例の対応をとったことになる。