テレビ朝日は25日、Vobileと共同でスマートフォンやタブレットなどをセカンドスクリーンとして、テレビ番組の映像再生タイミングを同期する技術「msync-CAM」を開発したと発表した。

「msync-CAM」ロゴ

「msync-CAM」は、テレビで放送する番組映像と、スマートフォンやタブレットで再生する映像のタイミングが同期される技術。テレビ朝日が保有する技術をベースに、Vobileの音声解析技術を活用して開発された。また、放送エリアごとの遅延は音声認識技術によって補正する。

「msync-CAM」イメージ

同技術を活用することで、番組の内容に同期したマルチカメラの映像を手元のスマートフォンやタブレットで楽しむことができる。利用シーンとしては、スポーツ番組でマルチカメラによる競技シーンを提供したり、音楽番組でグループアーティストのメンバーそれぞれをマルチカメラでフォーカスするなどが想定されるという。

両社は2015年1月6日より、米国ラスベガスにて行われる家電見本市「2015 International CES」にてデモンストレーションを行うとしている。

(記事提供: AndroWire編集部)