トバンクモバイルは28日、シニア向けスマートフォン「シンプルスマホ2」(シャープ製)を開発し、11月7日より予約受付を開始すると発表した。発売は11月下旬以降を予定。前モデルよりも容量の大きなバッテリーを搭載し、長時間利用を可能にするなどこれまで以上に使いやすさを向上させた。

シンプルスマホ2

「シンプルスマホ2」は、4.5インチサイズのスマートフォン。メール、電話専用の物理ボタンを備え、画面の上下のスクロールだけで全機能が使える「シンプルラインホーム」を採用するなど使いやすさを考慮した設計となっている。従来のスマートフォンでは拡大できなかった画面や場所での拡大表示も可能になっている。また、前モデルよりも容量の大きい2400mAhのバッテリー(前モデルは1800mAh)を搭載し、省電力設計により、3日間超の利用も可能になっているという。

同端末はGoogle Playや他のサイトからのアプリを追加ダウンロードできないが、初期状態で「LINE」「Yahoo!地図」「Yahoo!天気」「乗換案内」などの人気アプリを搭載している。

主な仕様は以下のとおり。ディスプレイは約4.5インチ(1280×720ドット)、OSはAndroid 4.4.2、RAMは1.5GB、ROMは8GB、外部メモリは最大32GBまでのmicroSDHCに対応。CPUは1.2GHzクアッドコアのMSM8926。カメラはメインが約800万画素、サブが約120万画素。サイズ/重量は約134×65×11.1mm/約132g、カラーはシルバー、ピンク、ネイビーブラックの3色。

国内の通信方式はW-CDMA(900GHz/2.1GHz)、FDD-LTE(900MHz/1.7GHz/2.1GHz)、AXGP(2.5GHz)、Wi-FiがIEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)、Bluetooth 4.0。連続待受時間はFDD-LTE網で約560時間、AXGP網で約530時間。

機能面では、ワンセグ、世界対応ケータイ、GPS、緊急速報メール、テザリング、赤外線通信、S!メール(MMS)、デコレメールなどに対応する。おサイフケータイ、NFCには非対応。

(記事提供: AndroWire編集部)