ワイモバイルは15日、旧イー・モバイルが提供していたコミュニティサイト「つながるマップ」において、同サイトの運営を委託している会社の社員が、業務で使用しているパソコン1台を紛失していたと発表した。紛失したパソコンには、1,321名分の「つながるマップ」利用者情報が含まれているという。

ワイモバイルホームページ

「つながるマップ」は、旧イー・モバイルが2013年1月28日から2014年1月24日まで提供していたコミュニティサイト。パソコン1台の紛失が発覚したのは2014年8月未明で、同12日夜に紛失したパソコンに「つながるマップ」の利用者情報が含まれていることが発覚したという。含まれていた利用者情報は、住所、氏名、生年月日、メールアドレスなどで、対象となる利用者は2013年3月3日までに登録していた1,321名。ワイモバイルでは、対象の利用者へ個別で連絡するなどの対応をとっている。

また、委託会社から警察署へ遺失物届を提出し、関係者で捜索を行っているが、2014年8月15日11時時点でまだ発見されていないという。なお、パソコンにはパスワードが設定されており、該当する利用者の情報が悪用されたという事実は確認していないという。

ワイモバイルは、同社ホームページ上で「全社ならびに委託企業に対し情報管理体制の強化と点検を実施します。利用者ならびに関係者には深くお詫び申し上げます」と陳謝している。