ウィルコムおよびウィルコム沖縄は11日、イー・アクセスと合併するにあたり、今後もPHSサービスを継続して提供していく意向を再度明らかにした。PHS事業の存続はすでに発表済みの内容だが、一部ユーザーから問い合わせがあり、同社の方針を改めて表明した。

ウィルコムは11日のプレスリリースで「今後も「だれとでも定額」をはじめとした現在ご利用中のPHSサービスについては、継続して提供してまいります」とPHS事業の方針を示した。さらに「ウィルコムとイー・アクセスが合併することにより、両社の強みを生かして、お客さまによりご満足いただけるサービスを展開してまいりますので、ぜひご期待ください」とコメントしている。

ウィルコムは今月3日にイー・アクセスと合併する基本合意書を締結。合併後の存続会社はイー・アクセスとなり、ウィルコムを吸収する形で合併を目指し、イー・アクセスの無線事業と固定通信事業、ウィルコムのPHS事業を存続させ、市場拡大が見込まれるスマートフォン分野に力を入れていくと発表していた。