KDDI、沖縄セルラーは、国際ローミングサービス「グローバルパスポート」のLTE利用エリアを拡大し、15日より米国での提供を開始すると発表した。ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコ、ホノルルなど全米約447都市で利用可能になる。対応機種はiPhone 5s/5c、iPad Air、iPad mini Retinaディスプレイモデル。

グローバルパスポートのLTE通信サービスは9月19日より韓国・香港・シンガポールでスタート。今回新たに米国がサービスエリアに加わる。提供エリアは米国、プエルトリコ、米領バージン諸島。対象事業者はAT&T。

LTEによる国際ローミングは、提供エリアにおいて、従来のローミングサービスと同様の方法で利用でき、申込は不要。また、LTE通信料についても定額料金となる「海外ダブル定額」の対象となり、高額な通信料を気にせずに利用できる。

料金は1キロバイト当たり1.6円、4万円相当までが一日あたり最大1,980円、以降は一日あたり最大2,980円。メール、ブラウザ等の利用、PC等の接続による利用が定額の対象となる。定額料金は1日単位(日本時間午前0時から午後11時59分)の利用ごとに適用される。