ソニーモバイルコミュニケーションズは5月16日、同社がKDDI(au)向けに提供するAndroidスマートフォン「Xperia VL SOL21」向けにOSバージョンアップを含む最新ソフトウェアの提供を順次開始すると発表した。

Xperia VL SOL21は、約4.3インチHD(1,280×720ドット)ディスプレイを搭載した製品。CPUは1.5GHzのデュアルコアCPU「MSM8960」、ROM/RAMは16GB/1GB。4G LTEおよびWIN HIGH SPEED通信に対応する点が特徴。NFCを搭載するほか防水・防塵機能も備える。

Xperia VL SOL21

今回提供する最新ソフトウェアでは、Android OSのバージョンを4.0から4.1にアップデートすることができる。OSバージョンアップ以外の変更点は以下の通り。

Xperiaの待受画面のデザインを刷新。新たに、待受画面設定時に7種類のテーマを設定できる「Experience Flow」を採用した。ロック画面の仕様も縦方向にスワイプして解除する「スワイプロック」に変更した。

加えて、アプリトレイでのフォルダ管理に対応したほか、ホーム画面のレイアウトを確認しながらウィジェット・アプリを配置できるようになった。フェイスアンロック機能では、まばたきでのロック解除も可能となった。

さらに、通知バーに新たな機能を追加。バー部分に表示した情報のサイズをピンチ操作で変更できるようになったほか、撮影したスクリーンショットをプレビューできるうようになった。さらにプレビューした状態からメールやSNSにシェアすることも可能となった。

このほかカメラ機能において、写真と動画のモードを切替設定なしに撮影できる「モードレス UI」を採用。ソニー独自の文字入力アシスト機能も「POBox Touch 5.4」に刷新し、縦画面でキーボードのサイズを自由に調整でき、片手での操作がより快適になりました。 最新ソフトウェアの導入は、Xperia VL SOL21からパケット通信(LTE/3G/Wi-Fi)で直接ダウンロードする方法、パソコン経由する方法が選択可能。