ソフトバンクモバイルは5月7日、2013年夏モデルとしてモバイルWi-Fiルーターの新製品「Pocket WiFi SoftBank 203Z」(ZTE製)を発表した。8月以降に発売する。

同製品は、AXGP(2.5GHz)、FDD-LTE(1.7GHz)、W-CDMA方式(1.5GHz/1.7GHz)という3つの通信方式をサポートしたモバイルWi-Fiルーター。ソフトバンクが提供する「SoftBank 4G」(2.5GHz帯)、「ULTRA SPEED」(1.5GHz帯)に加え、イー・モバイルの通信網(1.7GHz帯)も利用することができる。

Pocket WiFi SoftBank 203Z

通信速度は下り最大110Mbps/上り最大10Mbps。最大連続通信時間は約13時間、最大連続待受時間は約640時間(静止状態)。無線LAN規格はIEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)をサポート。Wi-Fi機器の同時接続台数は最大14台。

本体の寸法は約110×67.5×18.6mmで、1.4インチのディスプレイ(カラー液晶)を搭載。重量は未定となっている。バッテリー容量は約5,000mAhで、スマートフォンなどを充電することも可能。このほか、自動回線切り替え機能を搭載し、公衆無線LAN(ソフトバンクWi-Fiスポット)と接続することもできる。