米Googleは4月10日(現地時間)、同社が提供するAndroid向けブラウザアプリ「Chrome for Android」のβ版を刷新。新たにスマートフォン利用時のフルスクリーン表示などが可能となった。

今回提供するβ版はバージョン27(27.0.1453.49)では、スマートフォンで利用した場合に、表示ページを下部にスクロールするとツールバーが消え、画面全体にWebページを表示できるようになった。加えて、タブレットで利用した場合に、「戻る」ボタンの長押しで、タブの閲覧履歴を確認できるようになった。

さらに、URLだけでなく検索にも対応したツールバー「Omnibox」がより使いやすくなった。アドレスバーに検索したい単語などを記入。検索結果ページが表示された状態でも記入した単語をそのまま表示し、編集できるようにした。これにより、検索結果の絞込みが容易となる。このほか、クライアント証明書にも対応し、証明書が必要なWebページへのアクセスが可能となった。

同アプリはGoogle Playから無料でダウンロード可能。バージョン4.0以上のAndroid OSを搭載したスマートフォン/タブレットで利用できる。