GoogleはAndroid版「Google日本語入力」を3月7日にアップデートしている。最新版では、スキン機能を追加したほか、ソフトウェアキーボード、変換機能などを改善。マッシュルームの利用にも対応した。

今回提供を開始した最新版では、新たにスキン機能を追加。Google日本語入力の画面デザインをブルー/ライトグレー、オレンジ/ライトグレー、ブルー/ダークグレーの3種類から選択できるようにした。加えて、キーボード折り畳みボタンや記号画面のデザインを変更した。

スキン機能を追加し、画面デザインを変更できるようにした

このほか、ソフトウェアキーボードも刷新。QWERTY配列にカーソルの右移動キーと左移動キーを新たに配置し、カーソル移動キーを廃止した。さらに、キーボードの高さを調節可能としたほか、タブレット利用時など横幅が広いアプリケーションを画面全体に表示し、その上にソフトウェアキーボードを配置する仕様にした(Android 3.0 以降のみ)。この場合、キーボードの位置は設定画面から全幅/右寄せ/左寄せのいずれかを選択できる。

ソフトウェアキーボードのデザインも変更。使い勝手を向上

キーボードの高さを調節可能

横長な画面で利用する場合は、キーボードの位置を変更可能

さらに変換機能も強化。画面をタッチした位置や言語モデルに基づいてミスタイプと判断した場合は補正後の候補を表示する「入力補正機能」(ひらがなを入力している状態でのみ有効)、長文入力の際に先頭の文節だけを対象にした変換候補も自動的に表示する「自動部分確定機能」を追加した。加えて、Unicode絵文字を変換候補に追加したほか(Android 4.1 以降のみ)、キャリア絵文字を変換候補に追加した。

入力補正機能や自動部分確定機能を追加

Unicode絵文字(Android 4.1 以降のみ)とキャリア絵文字を変換候補に追加

このほか、文字入力関連のさまざまな機能を追加することができる「マッシュルーム」に対応した。同機能は字種切り替えキーを長押しすることで起動できる。

マッシュルームにも対応