アップルストアでも、30日より「iPad mini」と「iPad Retinaディスプレイモデル」のWi-Fi+Cellularモデルの販売が開始された。アップルストア銀座では午前10時より販売が開始され。恒例の購入希望者の列ができ、発売開始時点で約40人が並んだ。

アップルストア銀座の開店記念日に並んだ新製品

またこの日は、アップルストア銀座の開店記念日でもあった。2003年オープンということで、今年で9年目を迎えたこととなる。すでにWi-Fiモデルは発売されており、ソフトバンクモバイルとKDDIは同日の午前8時より販売を開始していたが、アニバーサリーに新製品が並ぶということもあり、店内は活況を呈していた。

開店直前の時点での列。すでにWi-Fiモデルが発売されているということもあって、やや人数少な目な印象。それでも約40人が並んでいた

開店時間は通常では午前10時だが、スムーズに手続きが行えるよう、この日は10分ほど早くオープンし、購入希望者を案内した。11月2日のWi-Fiモデル発売時と同じく、スタッフと握手しながら、次々と購入希望者が入店していった。

通常より10分ほど早くオープン、スタッフが購入希望者を案内

今回は、初めてau版のiPadが発売されるとあって、スタッフも作業に戸惑う場面があるのではないかと思われたが、特に大きな問題は発生せず、スムーズに購入ができたようだ。

通信の契約に時間がかかる分、入店しても若干の待ち時間はあるが、概ねスムーズな手続きとなっていた

「iPad mini」は、解像度が768×1024ドットの7.85インチディスプレイを搭載。今回発売となったWi-Fi+Cellularモデルは、重量が312g(Wi-Fiモデルは308g)。本体価格は16GB版が39,800円、32GB版が47,800円、64GB版が55,800円となっている。カラーはブラック&スレートとホワイト&シルバーの2種を用意。

「iPad Retinaディスプレイモデル」は、解像度が2048×1536ドットの9.7インチディスプレイを搭載。今回発売となったWi-Fi+Cellularモデルは、重量が662g(Wi-Fiモデルは652g)。で、Wi-Fi+Cellularモデルが。本体価格は16GB版が53,800円、32GB版が61,800円、64GB版が69,800円となっている。カラーはブラックとホワイトの2種を用意。

同日発売となった第8世代「iMac」

同日、第8世代となる「iMac」も販売が開始された。今回発売されたのは、10月23日に米サンノゼで開催されたスペシャルイベントで発表されたモデルである。

同日販売が開始された第8世代「iMac」。反射を75%低減した新設計のディスプレイを搭載

新iMacは、ディスプレイのエッジ部の厚みが5mmとなり、これまでよりもスリムなデザインとなっている。第3世代Intel Coreのクアッドコアプロセッサ、NVIDIAグラフィックス、反射を75%低減した新設計のディスプレイを搭載している。

販売が開始されたのは21.5インチモデル(2.7GHz、2.9GHz)で、27インチモデル(2.9GHz、3.2GHz)は、本日よりAppleオンラインストアで注文が開始、12月中の発送開始を予定している。

米国時間の29日には「iTunes 11」もリリースされた。UIの印象はより"ショップらしく"なっており、コンテンツにアクセスしやすいデザインとなっている