ソフトバンクモバイルは11月22日、米アップル社のタブレット端末「iPad mini」「iPad Retina ディスプレイモデル (第4世代iPad)」の発売日を決定した。11月30日より提供を開始する。

iPad miniは、7.9インチディスプレイ(1,024×768ドット)を搭載した小型のiPad。デュアルコアの「Apple A5」プロセッサを採用し、5メガピクセルのiSight、1.2メガピクセルのFacetime HDカメラを装備する。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n対応で、Bluetooth 4.0もサポートする。

寸法はW134.7×D7.2×H200mmで、重量はWi-Fiモデルが308g、Wi-Fi+Cellularモデルが312g。バッテリ駆動時間は最大10時間。ライナップは16GB/32GB/64GBの3モデルとなっている。

iPad Retina ディスプレイモデルは、同社iPadシリーズの第4世代モデル。9.7インチディスプレイ(2048×1536ドット)を搭載し、クアッドコアグラフィックス搭載のデュアルコア「Apple A6X」プロセッサを搭載。5メガピクセルのiSight、1.2メガピクセルのFacetime HDカメラも装備する。

寸法はW185.7×D9.4×H241.2mmで、重量はWi-Fiモデルが652g、Wi-Fi+Cellularモデルが662g。バッテリ駆動時間は最大10時間。ライナップは16GB/32GB/64GBの3モデルとなっている。

ソフトバンクは10月24日にiPad miniおよび第4世代iPadの取り扱いについて報道発表を行なっており、「下り最大75Mbpsの高速通信を実現する、高品質な『SoftBank 4G LTE』を楽しめる魅力的な料金プランを提供します」と、4G LTEモデルを提供することを明言していた。今回の発表では、両製品を11月30日することを明らかにした。

現在(11月22日17時点)、同社Webサイト上に両製品の紹介ページが公開されており、それぞれの仕様やデザインを確認できる。なお、両モデルともにWi-Fi+Cellularモデルに加えて、Wi-Fiモデルも提供するという。料金プランなど提供方法については、現時点では明らかになっていない。