米Googleは10月29日(現地時間)、10インチ(2560×1600)ディスプレイを搭載したAndroidタブレット「Nexus 10」を発表した。ディスプレイ解像度は300ppiで、第4世代iPad (9.7”、2048×1536、264ppi)を上回る。またNexus 7にはないメインカメラを搭載する。開発パートナーはSamsung。価格は16GBモデルが399ドル、32GBモデルが499ドル。11月13日に、日本、北米、欧州のGoogle Playストア (8カ国)で発売する。
Nexus 10は10.055インチのWQXGA(2560×1600)ディスプレイを搭載。カバーガラスにCorningのGorilla Glass 2を採用している。CPUはデュアルコアのCortex A15で、グラフィックスはMali T604。RAMは2GB。
ワイアレス機能は、Wi-Fi (802.11 b/g/n、MIMOおよびHT40をサポート)、Bluetooth。またNFCを搭載し、Android Beamを使用できる。
カメラ機能はメイン(背面)が5メガピクセル、フロントが1.9メガピクセル。センサー類は加速度、デジタルコンパス、環境光、Gyro、バロメータ、GPSなど。マイク、Micro USB端子、Micro HDMI端子、3.5ミリヘッドフォン端子などを備える。バッテリー容量は9000mAhで、最長9時間の動画再生が可能。スタンドバイ時間は500時間を超えるという。
本体サイズは263.9×177.6×8.9ミリで、重さは603グラム。OSは、Android 4.2 (Jelly Bean)だ。マルチユーザーをサポートし、ロックスクリーンからユーザー変更を行えるという。