KDDIは同社のAndroidスマートフォン「Xperia acro HD IS12S」の最新ソフトウェアの提供を開始した。ソフト更新によりAndroid 4.0.4へのOSアップデートが行える。OS以外ではEメールアプリの改善、SMS(Cメール)のau絵文字対応、アプリの追加や変更なども含まれる。

「Xperia acro HD IS12S」

OSアップデートでは、スマートフォン向けサイトと、パソコン向けサイトの選択がメニューから可能になる。オフラインで読めるようにサイトの内容の保存も行える。また、カレンダーで、ズームが可能になり、検索機能が追加され、通話設定で、着信拒否時メッセージの編集も行える。

Eメールアプリでは、利用可能なau絵文字、デコレーション絵文字が新しくなるほか、背景色の設定を白背景、黒背景のいずれかから選択可能になる。また、受信/送信メールにファイルが添付されている場合、添付ファイルが自動的に保存されているストレージを変更することができる。さらに、本文未受信メールを受信した場合、メール詳細画面から本文取得が開始できるように改善された。

アプリの追加や変更については、「バックアップと復元アプリ」がプリインストールされ、メモアプリの「Notes」が追加される。また、「Music Player」アプリの名称が「WALKMAN」に変更され、アイコンも変わる。

このほか、Wi-Fiオン設定時の電池持ちの向上、非対応のメモリカード(microSDXCメモリカード)を取り付けると、メモリカード内のデータが破損する事象の改善も図った。

なお、今回のアップデートでは、アップデート作業を2回行う必要がある。1回目のアップデート(ソフトウェアバージョン6.0.D.0.275へのアップデート)完了後、約10分経過すると2回目のアップデート(ソフトウェアバージョン6.1.D.0.170へのアップデート)通知があり、1回目の手順と同様に画面に従ってアップデートを実施する必要があるとしている。

(記事提供: AndroWire編集部)