ソフトバンクがULTRA SPEED対応のAndroidスマホ「ARROWS A 101F」発表

ソフトバンクモバイルとウィルコムは29日、2012年夏商戦向けラインアップとして、Androidスマートフォンの新製品「ARROWS A 101F」(富士通モバイルコミュニケーションズ製)を発表した。2012年7月下旬以降に発売する。

ARROWS A 101Fは、約4.3インチQHD(960×540ドット)の有機ELディスプレイを搭載したスマートフォン。ディスプレイには高精彩を実現する有機EL「NEW AMOLED plus」、ノイズ除去技術や輪郭補正、超解像技術などを搭載した高性能映像処理エンジンを搭載。周囲の光を感知してディスプレイの色味を調整する「インテリカラー」、傾きと揺れから電話機を手に持っているかどうか判断し途中で画面が消えることを防ぐ「持ってる間ON」といった機能も備える。

CPUは1.5GHzデュアルコアの「MSM8960」、内蔵メモリはROMが8GB、RAMが1GB。このほか、外部メモリとして、最大32GBのmicroSDHCカードが利用できる。OSはAndroid 4.0を採用する。

機能面ではオートフォーカスや手ぶれ補正、HDR合成などに対応した約1,310万画素カメラ、約132万画素のサブカメラ(ともにCMOS)などを搭載。このほか、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信(IrDA)、GPS、Bluetooth(Ver.4.0)、S!メール(MMS)、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n)などが利用可能。さらに、指一本で画面のオン・オフやロック解除を行える「スマート指紋センサー」、指定した人物に関する電話帳・発着信履歴の情報を非表示にできる「プライバシーモード」、アプリごとにロックをかける機能なども備える。

通信面では携帯無線通信に適しているとされる900MHz帯の周波数「プラチナバンド」、下り最大42Mbpsの「ULTRA SPEED」、国際ローミングサービス「世界対応ケータイ」をサポートする。IPX5/IPX8相当の防水、IP5X相当の防じん性能も備える。

寸法・重量は約130×64×9.9mm・約138g。連続通話時間/待受時間(静止状態)はW-CDMA網利用時が約430分/約490時間、GSM網が約350分/約440時間。カラーバリエーションはシアン、マゼンタ、ブラックの3色。

(記事提供: AndroWire編集部)