インクリメントPは18日、ケータイ向けカーナビゲーションアプリの最新バージョン『MapFanナビークルVer.3.7』の提供を開始したと発表した。

今回のバージョンアップでは、ユーザーからの要望が多かったという「時間連動による地図の昼夜モードの切り替え」や「誘導中案内画面の北上固定」などの新たな機能を追加。また、既存機能の改善も行っている。

夜モード・北上固定画面(上)と昼モード・進行方向画面(下)

時間連動による地図の昼夜モードの切り替えでは、365日、日の出・日没時間に連動し、自動で昼と夜の地図配色を切り替えて表示する。夜間に利用する際、まぶしく地図が見づらいといった点を解消している(初期設定は時刻連動だが、昼・夜それぞれの固定設定も可能)。

また、旧バージョンは、誘導中の案内画面が進行方向(ヘディングアップ)のみの表示だったが、最新バージョンでは、北上固定(ノースアップ)にも対応。好みに合わせての設定が可能となっている(初期設定はヘディングアップ)。

そのほか、地図描画や音声案内の改善などを行い、「より快適な外出をサポートできるアプリケーションへと進化した」(インクリメントP)としている。

NTTドコモが発表した、2009冬モデルにも対応。「今後発売予定の最新機種にも随時対応予定」(同社)となっている。

対応機種は903iシリーズ以降のGPS搭載機種(一部端末では非対応もある)、情報料は月額315円(税込)。バージョンアップ方法は、「MapFan ナビークル」のトップページの「アプリをダウンロード」をクリックするか、ソフト一覧の「機能」からバージョンアップを選択する。

「MapFan」へのアクセスは、以下のQRコードから可能となっている。