「Sportio」(東芝製)

KDDI、沖縄セルラーは3日、au携帯電話の新製品「Sportio」(東芝製)を発表した。手のひらサイズのコンパクトなストレート型で、au Smart Sportsを楽しむために開発された携帯電話。モーションセンサーを搭載するほか、メニュー画面には「au Smart Sports」の設定アイコンなどが用意される。型番は「W63T」。6月中旬以降発売予定。

Run&Walkアプリを起動することなく携帯電話を持ち歩くだけで、歩数・距離・消費カロリーが自動で測定できる「カロリーカウンター」を搭載する。カロリーカウンターで計測した移動距離や消費カロリーの数値は待受画面に表示される。トレーニングの計測結果や履歴はRun&Walkの専用サイトで管理できる。

正面

背面

左側面

右側面

Bluetooth通信機能を搭載しており、Bluetooth対応ヘッドホン(別売り)を利用すれば、ワイヤレスで音楽を聴きながら、ランニングなどのスポーツを楽しめる。また、専用楽曲に合わせてステップを踏むことで楽しくトレーニングができる「BEAT RUN」や、設定したペースでバーチャルトレーナーがナビゲートする「ペースメーカーモード」などが利用できる。

操作部は押しやすさを考慮し、凹凸のある十字キーを採用した。左側面には誤作動を防ぐ「スライドロックキー」、右側面には、au Run&Warkアプリ、ストップウォッチ、モバイルライト、カメラ、LISMOからよく使う機能を設定でき、押すだけで起動できる「SS(Smart Sports)キー」を搭載する。

メニュー画面にau Smart Sportsのアイコンが用意される

約2.2インチQVGA(240×320ドット)の液晶ディスプレイ、約196万画素CMOSカメラを搭載する。小型の電話機ながらKDDIの新統合プラットフォーム「KCP+」を採用し、KCP+で標準サポートされるLISMO Video、Full Game!、au one ガジェットなどが利用できるが、マルチプレイウィンドウの2画面表示には非対応。

そのほか、GPS、赤外線通信機能、LISMO Videoなどに対応するが、ワンセグ受信機能、おサイフケータイなどは搭載しない。

なおKDDIは、アディダス ジャパンとコラボレーションし、スポーツライフをもっと豊かにする試みとして、さまざまなキャンペーンを展開する。Sportioの本体カラーをモチーフとしたスポーツウェアや、Sportioを収納し、ランニングの際に腕に装着できるランニングポーチなどを発売する予定。

アディダス ジャパンとコラボレーションしたランニングポーチ。Sportioを収納できる

寸法 約52×93×13.7mm
質量(電池装着時) 約86g
連続通話/待受時間 約260分/カロリーカウンターON時:約280時間 OFF時:約300時間
メインディスプレイ 約2.2インチQVGA(240×320ドット) TFT液晶
サブディスプレイ
カメラ 有効約196万画素(オートフォーカス対応)
外部メモリ microSDカード
デイ-オレンジ / エクス-ブラック / レイ-ホワイト / メイ-グリーン / イン-レッド