KDDIは19日、2007年度の中間決算(2007年4月-9月・連結)を発表した。売上高は前年同期比8.1%増となる1兆7,343億円、営業利益は同8.8%増の2,496億円、中間純利益は同7.1%増の1,457億円で増収増益だった。au携帯電話事業の契約数増加などにより堅調な推移を見せている。

全売上の約8割を占める移動通信事業(auおよびツーカー)が、売上高で前年同期比7.6%増の1兆3,812億円、営業利益で同12.6%増の2,733億円と引き続き好調。ツーカーからauへの同番号移行を除く当期の純増数は115万5,000契約で、このうち34%にあたる39万5,000契約がMNP(番号ポータビリティ制度)の利用による他社からの移行。MNP開始直前の前年同期は同103万5,000契約だったので、MNPが前期と比べた純増数増加に貢献している。

より高速なデータ通信が可能でさまざまなコンテンツサービスに対応した「CDMA 1X WIN」での契約率は、前年同期末の44%から59%まで拡大した。さらに、WIN利用者のうち76%がパケット定額制を契約している。

一方の固定通信事業では、営業損失が前年同期の168億円から当期は295億円となり赤字幅が拡大したが、全体では携帯電話の好業績がそれを吸収した形だ。

2007年度通期の連結業績予想は変更無く、売上高は前年度比4.9%増の3兆5,000億円、営業利益は同13.1%増の3,900億円、当期純利益は同17.8%増の2,200億円を見込んでいる。

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