次から次へと新しい技術やトレンドが生まれ、日進月歩で進化を続けるスマートフォン。シーズンごとに各社から数多くの新機種が発売されており、買い替え時期や機種選びに頭を悩ませてしまう人も少なくないのでは?

そんな中、「ちょっと背伸びして高性能な機種を選びたいけれど、価格は抑えたい」と考えている人にピッタリなのが、世界3位のスマートフォンメーカーとして知られるファーウェイの「HUAWEI nova lite 2」だ。お値段は一括でも23,800円(エキサイトモバイル販売価格・税別)と非常にリーズナブル。SIMフリー端末なのでMVNOを利用して月額料金を安く抑えることも可能。それでいて、エントリークラスのスマートフォンとは思えないほど機能が充実しており、顔認証やダブルレンズカメラなどのトレンド機能もしっかり搭載しているのだ。

  • ファーウェイの「HUAWEI nova lite 2」

値頃なのに妥協のない性能を搭載

スマートフォンに求めるものは人それぞれだが、必ず上位にあがってくるのが“デザイン”だ。「HUAWEI nova lite 2」は、ここ最近のトレンドである極薄、金属筐体、狭額縁の超ワイドディスプレイ、ボタンレスといったポイントをしっかり押さえており、2万円代半ばとは思えない高級感のある外観に仕上がっている。

カラーバリエーションはブルー、ゴールド、ブラックの3種類あり、好みに合わせて選ぶことができる。そのうちゴールドは、他の2色と異なりディスプレイ周囲のベゼル部分がホワイトになっているのが特徴。筐体の色も明るく柔らかい印象の上品なシャンパンゴールドなので、性別や年齢層に関係なく幅広い人気が出そうだ。

  • 高級感のあるデザインが魅力的。カラーバリエーションはゴールドのほかにブルーとブラックもある

  • 製品には専用ハードケースも付属

スペック面も妥協がなく、RAM 3GBに32GBのストレージ、HUAWEI Kirin 659 オクタコア 2.36GHz(クアッド)+1.7GHz(クアッド)と、ミドルクラス上位に迫る性能を持つ。OSも最新のAndroid 8.0 Oreoで、直感的な操作ができるファーウェイ独自UI最新版のEMUI 8.0も搭載。アプリの起動や切り替え、ファイルのコピーなどの基本操作がサクサクなのはもちろんだが、撮影した写真の編集や重めのゲームなども快適に行える。

さらには、指紋認証や顔認証にまで対応する。しかも精度が高く認証速度も高速。背面に搭載された指紋認証センサーに指を当てたり、前面カメラに顔を向けたりするだけで即ロック解除ができるのはとても便利だ。

  • 背面の指紋認証センサー。指を当てるだけでロック解除できる

これだけ性能が高いと心配なのがバッテリーの持ちだが、「HUAWEI nova lite 2」の場合は3,000mAhと容量たっぷり。内蔵カメラで写真撮影に夢中になっていても、意外なくらいバッテリーが減らない。

インスタ映えする写真も手軽に撮れる

「HUAWEI nova lite 2」の魅力のひとつに、カメラ性能の高さがあげられる。本体背面を見るとダブルレンズカメラ(1,300万画素のメインカメラと深度測定用の200万画素のサブカメラ)が搭載されており、これによって従来は難しかった表現を手軽に行うことが可能だ。

  • 背面には1,300万画素のメインカメラと200万画素のサブカメラで構成されたダブルレンズカメラが搭載されている

たとえばカメラアプリで「ワイドアパーチャ」機能を有効にすると、一眼レフカメラで撮影したような背景ボケを加えることができる。ボケ具合は画面上で「絞り」の値を変化させることで調節可能で、絞りを小さくすればするほどボケ具合は大きくなる。おもしろいのは、その絞りの値を撮影後にも変更できるところ。実際に撮影してみて「ちょっと背景をぼかしすぎたかな」と思ったら、画面上で絞り値を大きくすればOK。

  • 「ワイドアパーチャ」機能で撮影すると、一眼レフカメラのように背景を大きくぼかすことができる

さらに、「ワイドアパーチャ」機能で撮影した画像はフォーカス位置(ピントがあっている場所)を後から変更することも可能。たとえば、被写体にフォーカスを合わせて撮影した場合でも、撮影後に画面上で背景をタップすれば、そちらにフォーカスが合って被写体の方をぼかすことができる。Facebookやインスタに投稿する写真を撮影する際に活躍しそうだ。

  • 「ワイドアパーチャ」機能で撮影すると、後からフォーカス位置を変更することも可能

人物を撮影する場合は「ポートレートモード」が便利だ。これは、一眼レフで撮影したような背景ボケを加えつつ、被写体の肌をきれいに補正して人物を撮影できる機能。補正の度合いは「ビューティーレベル補正」で直感的に調節できる。

ちなみに「ワイドアパーチャ」は背面カメラでしか使用できないが、「ポートレートモード」は背面カメラでも前面カメラでも使用可能。前面カメラも800万画素と画素数が高いので、鑑賞する際に細かい部分を拡大して「あ、こんなものまで写っていたんだ」と楽しむこともできる。旅行で記念撮影したいときなどには、とても便利だ。