"格安SIM"と呼ばれるMVNOのSIMカードが人気となっているが、実は格安SIMと一緒に使える端末を探すのはなかなか難しい。SIMフリー版iPhoneを新規購入するのは6万円以上と高額であるほか、とはいえ中古端末はOSが古かったり、バッテリーが劣化しているなど不安がある。さらにはメーカー保証もない場合がある。

だが、SIMフリーのAndroidスマートフォン「freetel」であれば、新規購入価格が12,191円(税別)と安く、格安SIMと一緒に使うのにも最適だ。本稿では、このfreetelの特長や使い方について紹介していきたい。

SIMフリースマートフォン「freetel」とは?

freetelは、プラスワン・マーケティングが販売するSIMフリーのAndroidスマートフォン。基本スペックは、画面サイズが3.5インチ(480×320ドット)。プロセッサはSpreadtrum社の「SC7710」1GHz、RAM/ROMは512MB/512MBで、8GBのmicroSDカードを標準搭載しているほか、最大32GBまでのmicroSDカードに対応。OSは、Android 4.1.2(Jelly Bean)を搭載している。

端末価格12,191円(税別)のSIMフリースマートフォン「freetel」

カメラ機能は、背面が2メガピクセル、前面が0.3メガピクセル。Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth、GPSにも対応。標準サイズのSIMカードに対応し、最大2枚のSIMカードを同時装着可能。3G(WCDMA)が850/1900/2100MHz、GSMが850/900/1800/1900MHzに対応する。なお、LTEには非対応。

freetelの前面と背面。カラーバリエーションは4色

そのほか、バッテリー容量は1500mAh。寸法・重量は、116.5×61.5×11.3mm・約113g。カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、ピンク、グリーンの4色。公式通販サイトでの販売価格は12,191円(税別)となっている。

1万円前半の価格帯ながら、OSにAndroid 4.1.2を搭載しており、決して"型落ち"といった印象はなく、同価格帯の中古端末と比べてもかなり魅力的と言える。また、最近は画面サイズが5インチ超のスマートフォンも増えているが、freetelは3.5インチと小ぶりだ。女性の小さい手にもしっかりおさまるサイズとなっており、文字入力もしやすく、大きいサイズのスマートフォンが苦手な人にもおすすめだ。

前述したがfreetelの最大の特長は、やはり端末価格12,191円(税別)という安さだ。SIMフリー版のiPhone 5c 16GB(60,800円)、iPhone 5s 16GB(71,800円)、Nexus 5 16GB(39,800円)などと比べても断然安い。

また、MVNO(仮想移動体通信事業者)が提供する格安SIMを利用することで、毎月の利用料金も低く抑えつつ、外出先でデータ通信などを利用することが可能だ。データ通信専用のSIMカードを中心に様々な格安SIMが提供されており、たとえば、U-NEXTが提供する「Umobile*d ダブルフィックスプラン」では、月間通信量が1GB以下であれば月額680円(税別)、1GBを超えると月額1,980円(税別)という料金で利用可能。また、日本通信の「スマホ電話SIM フリーData」は、通信速度最大200kbpsのデータ通信が使い放題で、音声通話も利用でき、月額基本料1,560円(税別)などとなっている。

格安SIMを利用するにはアクセスポイントの設定が必要だが、freetelでは主要サービスの設定があらかじめ用意されている

必要に応じて内容を編集し、アクセスポイントを設定しよう。なお、freetelのWebサイトでも手順を確認できる

2年縛りもなく、安心して利用可能

現在、携帯各社から販売されているスマートフォンは、iPhoneをはじめとして"実質0円"で購入できる端末も多い。しかし、これらの実質0円のスマートフォンでは、2年契約を前提として端末代金の分割支払金と同額の割引が行われているため、途中解約した場合には端末代金の残債の支払いが必要になる。また、2年契約の中途解約金も必要となるため、一度購入するとなかなか途中解約ができない、いわゆる"2年縛り"の状態となっている。

一方、freetelでは、端末代金は一括払いであり、格安SIMにはSIMカードによって一切年数などの縛りがないものもあるため、いつでも気軽に解約したり、利用をやめることが可能だ。そのため、"スマートフォンを試してみたい"といった人にも最適と言える。たとえば、U-NEXTが提供する「Umobile*d 」がそのよい例である。

また、SIMフリーのスマートフォンを入手する方法としては、国内で販売されているもの以外に、海外のSIMフリースマートフォンを輸入販売などで購入する方法もあるが、技術基準適合証明(技適)を取得していない端末を国内で使用すると電波法違反になる可能性がある。しかし、freetelの場合、認証を受け、技適を取得した端末であるため、安心して利用することが可能だ。

テザリングに対応し、海外利用も便利

freetelはテザリング機能も搭載しており、格安SIMを装着した端末をモバイルWi-Fiルーターのように使い、パソコンなどから接続することが可能だ。なお、格安SIMと一緒に使われることも多いドコモの中古スマートフォンでは、格安SIMの使用時にはテザリング機能が利用できなくなっているため、SIMフリー端末ならではのfreetelのメリットだと言えるだろう。

Wi-FiやBluetoothによるテザリングを利用可能

また、freetelは海外旅行先での利用にも便利な端末だ。SIMフリー端末であるため、現地の安いSIMカードをそのまま利用することが可能。さらに、最大2枚のSIMカードを1台で利用できる"デュアルSIM"端末となっているため、日本のSIMカードと現地のSIMカードを併用できる。

3GとGSMの2枚のSIMカードを同時に装着して利用できる

たとえば、日本のSIMカードの電話番号に電話がかかってきたときや、SMSが送られてきたときでも、逃さず受信することが可能だ。海外出張の多いビジネスマンなどにも最適だ。

そのほか、耐久性や性能などの面で様々な品質テストが実施されており、問い合わせから24時間以内に対応を受けられるサポート体制の充実など、安心・安全面もfreetelの特長となっている。

freetelは、どんな人に向いている?

それでは、freetelがどのような使い方ができ、どんな人に向いているか考えてみよう。まず、初期費用や月々の利用料金を抑えられることから、フィーチャーフォンとの2台持ちでスマートフォンを利用したい人には、とくにおすすめだ。通話にはフィーチャーフォンを使いつつ、スマートフォンはデータ通信専用端末としてTwitterやFacebookなどのSNSアプリを利用したり、ゲームやネット動画を楽しむなど、2台の端末を低料金で運用して使い分けられる。

先述の通り、freetelは海外でも便利に利用できる端末であるため、海外出張が多いビジネスマンにもおすすめしたい。現地の安いSIMカードと日本のSIMカードを同時に利用し、海外でも日本の電話番号で通話やSMSを受信できる。

具体的には、データ通信やデータローミングのオン・オフをSIMカードごとに個別設定できるため、海外でも日本のSIMカードを装着して電話番号を生かしつつ、勝手にデータローミングを利用しないようにデータ通信をオフしておくことが可能。現地のSIMカードのみ、データ通信をオンにして利用することで、日本のキャリアのデータローミングよりも格安の通信料でデータ通信を行えるようになる。

ちなみに、国内のSIMを使ってローミングを行うこと最大で1日2980円もの通信料がかかる可能性がある。例えば5日間海外に訪問すると、それだけでFreetelの本体価格を超える15,000円弱の通信費が発生する。なので、使い方次第ではFreetelと現地プリペイド式SIMの組み合わせのほうが、安く運用することができるだろう。

また、freetelは2台のセット販売も行われているため、家族でスマートフォンを利用したいときにも最適だ。とりわけ、子どもに最初のスマートフォンを持たせるときには、使いこなせるかどうかという不安を感じることも多いが、2年縛りが無いfreetelであれば、もしも使いこなせなかった場合でも、気軽に解約できるため安心だ。

さらに、音声通話付きの格安SIMや、キャリアのSIMを使えば、freetelで通話できるため、今使っているフィーチャーフォンやスマートフォンをやめて、freetel1台だけを利用するという使い方もできる。また、050番号を取得できる「050 plus」などのIP電話アプリを利用すれば、データ通信専用SIMでも通話ができるため、2つ目の電話番号を持って、固定電話代わりにfreetelを利用するといった使い方も良さそうだ。

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様々な事業者が提供する格安SIMに注目が集まる一方で、それらに対応するような低価格のSIMフリースマートフォンは、国内でそれほど販売されておらず、入手が難しかった。本稿で紹介したfreetelは、格安SIMと一緒に使うのにぴったりな端末であり、低料金でスマートフォンを利用したい人や、現在のスマートフォンの料金が高いと感じている人、春からの新生活でスマートフォンの購入を検討している人にとっても要注目だ。とりわけ、引越しやスーツの新調など何かとお金がかかる新社会人には特にオススメと言ってもよいだろう。

(マイナビニュース広告企画)

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