前回に引き続きiPhoen向けのソフトバンクのオンライン窓口「My SoftBank」について紹介していく。前回はEメール(i)を説明したが、今回はソフトバンクが提供するキャリアメール「MMS」について、そのメールアドレスの設定変更などについて紹介する。

MMSのメールアドレスを変更する

iPhone OS 3.0でついに利用可能になったMMS(Multimedia Messaging Service)。ソフトバンクの一般的な携帯電話では、「S!メール」という名称でサービス展開されているキャリアメール機能だ。「Eメール(i)」とは異なり、iPhone標準の「SMS/MMS」アプリを利用して、SMSの長文バージョン的にも利用できるサービスとなる。

メール新着時に単なる通知が表示されるだけのEメール(i)とは異なり、メール本文が直接プッシュ配信されてくるのが大きな違いだ。ソフトバンク端末同士であれば、SMSと同じように電話番号での送受信が可能で、Eメールアドレスを利用すれば、他社携帯電話端末やパソコンとのメール送受信にも対応している。また、一般の携帯電話でお馴染みの迷惑メール対策機能も用意されている(迷惑メール対策については今後の本連載で紹介予定)。

まずは、MMSのメールアドレスを自分好みのものに変更する方法から紹介しよう。

「Safari」のブックマークまたは、「設定」→「電話」→「ソフトバンクモバイルサービス」→「My SoftBank」から「My SoftBank」を開き、ページ上部の緑色の吹き出し型アイコンをタップ

ログイン画面が表示されるので、ログインIDにiPhoneの電話番号をハイフン抜きで入力。次にパスワード「メール設定(アドレス・迷惑メール等)ログインパスワード」を入力する。表示が小さいがピンチ操作で拡大してやれば操作しやすいだろう

「メール設定」の機能一覧が表示されるので、一番上の「メールアドレスの変更(送信時の設定)」の「変更する」ボタンをタップ

ページ上部にある「メールアドレスの変更(送信時の設定)」の「変更する」をタップして選択した後、希望するアドレスを半角英数3~30文字で入力する。以前メールアドレスを変更していた場合、「一つ前に使っていたメールアドレスにもどす」を選択すれば、1つ前のメールアドレスに簡単に変更可能だ

同じ画面で、メール送信時に送信者名として表示される「発信者名」の設定・変更も併せて変更できる。こちらも変更したい場合には「変更する」をタップ。その後、新しい送信者名を全角20文字、半角40文字以内で指定しよう。なお、受信者のメールソフトや端末の設定によっては、ここで指定した発信者名より、連絡先(アドレス帳)の登録名が優先的に表示される場合も多い。メールアドレスや発信者名の入力が終わったら、ページの一番下にある「次へ」ボタンをタップする

確認画面が表示されるので変更内容を確認し、「設定する」ボタンをタップする

設定完了画面が表示されたら、変更作業は完了だ。作業を完了したら、右上の「ログアウト」ボタンをタップして忘れずにログアウトしよう

次回は、メールアドレスに利用可能な文字種・文字数やメール設定パスワード紛失時の対応など、「MMS」のメールアドレスの設定変更について、より深く掘り下げていく。